覚醒
「そういえば、護衛はどうなったんだっけ。おっさん」
「あ、それなんだけどな。俺、日にち間違えてたわ…
2日後だった…」
「は?」
「いや、あのほんと許して、うん…」
「はぁ。まぁいいけどさぁ。」
「失礼します。」
「どうしたテジュン」
「あいつの身元がわかったんだが…。元レジスタンスにいたやつだ。どっかで見たことがあるなと思ったんだが。」
と、自分たちは話していて、おっさんがテレビをつけた。
「なんかいい番組やってねーかなー」
「んじゃあ、俺達はそろそろここで帰るよ。色々と疲れたしな。」
「おう。またな」
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「さて、次のスケジュールは。あー、そういえば、裕二に聞いたら組織に入るつってたからな。」
「さすがに未成年は危なくないか?
」
「それはどうかな。
あいつは確かに未成年だだが自分を守れるぐらいの力はあるはずだ。だって、あの時倒れてた時の敵は第1級殺人で何かやべえやつだったって聞いたんだが。
しかもそいつは確か100人以上人を殺している。よくあんな状況で生き延びれたもんだよ、」
「んじゃあ大丈夫か…メイン武器はどうするんだ?」
「あいつ部活が剣道だからな。
まぁ、聞いてみるか」
「おい、妖夢。どうだった?」
「任務は2日後だってさ。」
「よく総理大臣勤められるな。」
「まあまあ。それで裕二は居るか?」
「いるぞ。学校の課題が何かをやってた、」
「ありがとう
テジュンついてきてくれ」
「わかった」
「裕二。
本当にいいのか?」
「もちろん」
「わかった。じゃあ、まずは訓練だ、
部活は剣道部だったよな?メイン武器は何がいい?
基本メイン武器は近距離になるんだが。」
「刀ってある?」
「もちろんあるぞ、俺も刀を使ってる。いきなりマジのやつを使ってもダメだからな、まずは木刀からだ。」
といった感じで訓練をしていった。
「飲み込みが早いな」
「才能がある。まあ、その才能をどうやって使っていくかだが。」
「待てよ?何かあれ、暴走して…今すぐ止めろ、妖夢!」
「いやまて、何かあったらもちろん俺が行く。だけど、こういった状況を抜け出さなきゃ意味がない。」
「それはそうだが…」
「あくまでも訓練プログラムだから。んまあ、大丈夫だとは思うが」
「って何なんだよこれ!」
俺は次々に出てくるロボットみたいなやつを切っている。詳しくは叩いてるって言った方が正しいのだろうけど。
「すごいな…暴走したやつをまさか1人で食い止めるとは。」
「もしかしたら、例の刀を渡すかもな」
「でもあれは…危険じゃないか?」
「確かに危険だ。体を乗っ取られる場合もある、だからこそ今訓練してるんだ。」
「今後の成長が楽しみだっていうことか」
「そういうこと」
「おつかれ。どうだった?」
「あんなのが出るって聞いてないんですけれども…」
「まぁ、予想外の出来事だったからな、まさか自分も暴走を起こすと思わなかった。だけど、あの位の状況を打破できなければ意味がない。ということで、今日は終了。どうするよ」
「部屋とか案内したらどうだ?」
「それいいな。」
といった感じで、ハリー、
テジュンと裕二と部屋とか見に行った
「ここが会議室エリアだ、んまあ、とりあえず会議室が60ぐらいある、それでここがレストラン。有名チェーン店のサイ○○ヤが入ってるぞ。
俺、ここのミックスグリルが好きでな。いつも大体ここで食べている。もうほんとうまいんや。」
そんなことを話していると、急に警報が鳴り出した
「緊急警報発令、緊急警報発令。
愛知県名古屋市熱田区熱田神宮で人が刺されるといった事件が発生しました。普通の刃物ではなく能力による殺人として緊急警報を発令します。繰り返します」
「ということだ。よし。裕二お前も来い。
何かあったら仲間達が助けてくれる。」
「おい、さすがに実戦はまずいだろ。」
「いつかは出なきゃいけない。まぁ、確かに早いと思うけど。だけど、いずれやるんだ、だったら今のうちにやった方がいいかもしれない。」
「わかった」
「裕二には、この刀を渡しておく。
戦闘時に使え。」
「わかった」
「よーし行くか〜」
「神社で物騒な事起こすなよ…んっ?
誰だ。誰かいるんだろ。
」
「よく分かりましたね。」
「なっ…お前っ!」
「久しぶりですね。
パクテジュン」
「近藤!」
「裏切り者。
お前を削除しに来た。
上からの命令だ。」
「どう言うことだ?レジスタンスは壊滅したはずだ。」
「帰ってきたんですよ!オフィエル様がねぇ!」
「んなっバカな!」
そうすると敵がレイピアを取り出した。
「やるしかないな。」
「力を貸してくれアーサー。ガラハッド。」
「もちろんだ。下がっていろ。裕二」
「おお…速いな…」
「ガラハッド!援護を!」
「了解!」
「コレでッ!」
とその時
「裕二危ない!」
「あ…」
バタッ…
「てめぇ!
来い義経!」
「アーサー前に出すぎている!」
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「ん?ここは…」
「気づいたか。
裕二」
「あなたは?」
「私の名は天照大神だ。その剣、天叢雲剣を持っているだろう。契約をしないか?このままだと君は死んでしまう。
だから力を与える。
けどその力を誤った使い方をしないで欲しい。できるか?
」
「もちろんです。」
「わかった。目覚めたら私の名前を言え。」
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カキィン
「くっそコイツ硬ぇ」
「父さんもう大丈夫。」
「来たか!」
「来てください。
天照大神!」
「妖夢まさかこれを狙って!」
「熱田神宮は天照大御神様が祀られている。もしかしたらと思ってな。
だが、本当に覚醒するとは思わなかった。」
「父さん。」
「あー、わかってる。さて、ここから反撃だ!」
「義経!」
「ヒノカグツチ!」
「アルテミス!」
「天照大御神!」
「多少はやるようですね。けれども、私も負けないですよ」