息子
「暗号が解けたぞ
007、559、665だ」
「おっ、ようやくか」
「さっさと情報を盗むか、」
この中には日本の金約600兆がある場所のデータが入っているものがあるらしい
そして俺はその金庫の中にあるsdカードを取り出した。
「何だ、そんなちっぽけなやつの中に金があるっていうのか?」
「だから、金の居場所が書いてある場所が入ってるんだよ。この中にな」
「ほぇー」
「さっさとトンズラするぞ」
「止まれ、警察だ」
「あいつらをどうした?」
「今は気絶している、大丈夫だ、すぐに復活するから。」
あいつらっていうのは多分ここのドアの前に立っていたボディガードらしき人間だろう
「さぁ、情報を返してもらうぞ。」
そうして僕はハリーに指示をした
だがまあもちろんそんな簡単に返してもらえるわけもないんだが、こちらにも対策がある
「クリプト」
そう、僕が言うと目の前にいる男が
ホルスターからリボルバー銃を取り出して
横にいる50歳ぐらいの男の顔につけた
「すまないな、おっさん。スパイって知ってるか?」
「なっ!裏切るつもりか!」
「裏切るも何も、元々お前の味方になる気なんてねぇよ契約書にも書いただろ。ちゃんと見ろって。
そういったことは一切書いていない、お前が勝手に勘違いして書いただけだ。
アディオス」
そして俺は銃を撃った
「生徒達の避難は済んだのか?」
「とっくの前に終わらせてある。さすがだな狙撃命中度99%のことだけはある」
「あれに関してはもう頭につけていたからできたことだ。」
「まぁ、他にも色々とやってくれたな。ありがとう。」
こいつは韓国人のパクテジュンっていう名前だ
我々の組織の唯一のハッカー。
ちょっと前に世界の経済を崩壊しかけたやつだ。
でも、色々あってレジスタンスに入って。で負けて結局俺たちの組織に入ったってわけだ。
「じゃあ、戻るかー」
「「了解」」
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「司令官!」
「生徒の人数が合いません!」
「は?」
「名前を確認したところ加藤裕二だそうです生徒たちの証言によると、自分達をかばってくれたと言っています。」
「くっそあいつ。全員そこで待機。俺の指示があるまで突入するな。」
「はっ!」
「ハリー!テジュン!」
「言いたいことはわかるぞ、もちろん、力を貸す。」
「俺も同じだ。」
「助かる。行くぞ!」
「この学校はスマホの持ち込みオッケーなんだっけか?」
「ああ」
「裕二くんのスマホのGPS機能を使って場所を特定させる。」
「助かる
」
「にしても、本当、技術ってすげえな。俺はパソコンが全く使えねえからなあ。妖夢もあんま使えないし。やっぱすげえなあ」
「俺は元々コンピューター技師として働いていたからな、そこら辺の知識はあるんだ。」
「さて、こっからはコードネームで呼び合うか。
」
ハリーのコードネームは
ガラハッド
パクテジュンのコードネームは
クリプト(もう面倒くさいからどっかのゲームから取ってきた)
で、自分のコードネームが
アーサー
「特定ができた。校舎3、3-2。だ。」
「了解!」
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「こんなところで倒れるわけにはいかないんだよ!父さんが来るまで…」
「アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ。って言っても、俺たちも、っていうか、あと俺だけになってしまったからなぁ。別に俺はお前を殺してもいいっていうわけだ。」
「君のお父さんは、MPDの人間なんだろう?お前を殺したり、拉致すればこちとら大量の金が貰えるんでなぁ!」
「そんなここまで…」
そして、敵が剣を自分の頭に降ってきたので、もうダメかと思い目を閉じた。
でも、死ななかった
「よく持ちこたえたな。裕二」
「父さん!」
「ガラハッド!クリプト!」
「わかってる。裕二くん君を避難させるようお父さんから伝えられている。早く行こう。大丈夫だよ、生徒全員避難は完了してる。」
「ならよかったです…」
「クリプト、お前はここに残っていた方がいいと思う。まぁアーサーだけで十分だと思うが。」
「わかった。」
「すまない、助かる。
こいつ結構やばいぞ。たった1人だけだがな。
」
「俺にもわかるさ。
尋常じゃないほど魔力を持っている、最近中は魔力を使う必要がないからな、魔法なんて全く使えないから」
「昔は使ってる人、意外といたんだけどな。
っていうか、もう途中から使われなくなってきたよね」
「じゃあ、俺たちも本気出すぞ。」
「ああ、わかってる。」
「MPD1代目最高司令官アーサー」
「MPD情報担当責任者。クリプト」
「「いい加減クソみたいなその根性を叩き直してやる!」」
手加減した方がいいのだろうが、もちろん早く終わらせたいので。
「ヨシツネ…!」
「俺はアーサーみたいに能力じゃないけど、そういった感じ持ってないんだよなぁ欲しいが…」
「なに小言と言ってんだよ、ぶっ殺す!」
「ぶっ殺されるのはお前の方じゃないか?」
「がっ…いつ…の間…に…」
「そりゃあ目視出来ないほどの速さで切ったからな。」
「クリプトやれ。」
「了解」
そして俺は相手の頭に弾丸をくらわせてやった。
「もしもし、俺だ。本当に生徒の避難はこれで全員か?」
「全員だ。」
「ありがとうハリー」
そして、自分は電話を切った
「さて、行くぞ〜」
「にしても、弱いな…」
「基本自分の組織に入っている人達は、身体能力とかやべえからな。元々は能力者だった人達もAHFですっげえ体鍛えてたから、
強い武器や能力を持つ時は、必ず自分も強くなきゃいけないからな。」
「なるほど」
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