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マルト endD 嫌い


「風邪ひくから嫌いかも」

「そっか」


マルトは残念そうにしている。


〔ヨウヅキ〕


任務はヨウヅキと行くことにした。


「何を頼まれますか?」


〔チョリソォ〕


マルトにも食べさせてあげたかったなあ。


「すみません、この辛いソーセージ追加でお持ち帰りできませんか?」

「はい、ご用意しておきます」


任務は終わり、何も見つからなかったので残念だと思いながら戦艦に帰還。


「ねえマルト、これ辛いソーセージなんだけど食べる?」

「え、貰っていいの?」


マルトが嬉しそうにしている。


「うん」

「じゃあさ、面白い遊びをしない?」

「なにするの?」


マルトについていき、その遊びというのを教えてもらう。


「まず俺とセイがチョリソォの端を口にくわえる」

「それパッキーゲームそのまんまだよね?」


パッキーゲームはともかく、ソーセージは物理的に無理だろう。


「歯……は何かカッコ悪いか。じゃあやめる」

「うん」


マルトはそんなにパッキーゲームがしたいのかな。


「代わりにパッキーゲームしよっか?」


私が持っていたのはパッキーではなくペリッツだ。


「え……ちょっ……!?」


私はペリッツをくわえたままマルトの口に刺した。


(食べるのむずかしい)


「こんなの不意打ちすぎる!」


マルトは真ん中で折って逃走した。



【唐辛子より刺激的】

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