小説家になろうで最も不思議なジャンル『ローファンタジー』について語りたいエッセイ。
はじめましても、そうでない方もごきげんよう。
『とりあえずごはん(・ω・)』です!
小説家になろう内で作品を投稿する場合、ジャンルというものがあります。
今回は、その中で最も不思議な『ローファンタジー』ジャンルに焦点を当てて、エッセイにまとめてみました。
まずは比較するため、似通っているジャンルの説明書きを載せていきますね。
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大ジャンル:恋愛
異世界:恋愛を主題とし、異世界を主な舞台とした作品。
現実世界:恋愛を主題とし、現実に近しい世界を舞台とした作品。
大ジャンル:ファンタジー
ハイファンタジー:現実世界とは異なる世界を主な舞台とした作品。
ローファンタジー:現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた作品。
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小説家になろうヘルプセンター 「ジャンル」より引用(https://syosetu.com/helpcenter/helppage/helppageid/59)
ローファンタジージャンルを語る上で、まず比較対象に上がるのがハイファンタジージャンルです。
次に異世界恋愛ジャンル、現実恋愛ジャンル。
共通して言えるのが、「異世界」か「現実世界」かって話になるんですけど、その基準となりそうな説明がサイト内に記載されています。
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現実世界
私達が実際に生活している世界。もしくは、私達が実際に生活している世界をベースとして、そこから派生したとの判断が容易な世界を指します。(一般的な生活や文明は変わらないが、魔法が存在する等の世界は「現実世界」となります)
異世界
「現実世界」とは異なる、かかわりのない世界。物理的に一切つながりが無く、移動手段も確立されていない世界を指します。
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小説家になろうガイドライン「異世界転生・転移のキーワード設定に関して」より引用(https://syosetu.com/site/isekaikeyword/)
異世界転生・転移「必須キーワード」のみに適応されるものとして解釈する場合と、ジャンル決めの時も参考にする場合あるかと思います。私は一応、参考にしている派です。
「異世界」は現実世界と隔離された世界と読めます。
「現実世界」は魔法等もOKということで、幅は広そうですね。
────で。
先ほど記載したジャンルの説明書き。
他と比較するとローファンタジーだけ「舞台設定」がありません。
現実に近ければ異世界でも、現実世界でも、どっちでもイイじゃんって読み取れます。
よく大ジャンルのファンタジーをハイとローで分けるな! って言われる場合ありますが、私はハイとローで分けてもいいんじゃないかな? と、思っています。
ただし、「異世界」に限る。と注意書きがつきますが。
現実世界と隔離された「異世界」には剣と魔法の世界に限らず、現実世界に存在していた小説や漫画、ゲーム、アニメ、ドラマや映画の世界なども含まれる場合があります。
※小説家になろうガイドライン「異世界転生・転移キーワードの設定判断基準」参照(https://syosetu.com/site/isekaikeyword2/)
ギャルゲーやオフィスラブの小説キャラクターに転生した場合。「異世界」の条件を満たしてしまうんですね。
地球ありきの、別の世界がある異世界。
地球Bとかパラレルワールドも一応「異世界」とも取れます。
ただし、ジャンルの説明書きを読むとハイファンタジージャンルの条件も満たすけれど、ローファンタジージャンルにもなる。困った! という構図が出来上がります。
そんな時はハイとローで考えてもいいのかなって思います。
その違う世界がある現象こそがファンタジーだけれど、現実世界に近い異世界。
異世界転生・転移している作品は異世界だから全部ハイファンタジーや異世界恋愛じゃないのかな? とも思われがちですが、ちゃんと読むと悩みが増える罠。
必須キーワードである異世界転生・転移を作品に付けられる場合に限り、異世界でローファンタジージャンルや他のジャンルでもいいよなって個人的には思っています。
宇宙を舞台にした異世界へ転生したら、宇宙ジャンル。
フルダイブ型VRゲームをプレイしていて、ゲームの中に閉じ込められたら、転移の条件を満たしているVRゲームジャンル。
ローファンタジーの世界観はどんなってなると、人それぞれだと思います。
現実世界の説明書きには、国や時間軸の設定もありませんし。
現代的でファンタジー要素がある世界観なら分かりやすいんですけど、時間軸を遡って比べると考えちゃいますよね。
西洋風、和風、中華風、韓流、アジアンテイスト、アラビアンテイストでも個々人で違って来るかと思います。混じっている場合もありますし。
西洋風(ドレス)で邪神に生け贄として捧げられ、そこで日々の暮らしに奮闘すると、ハイファンタジー。
和風(着物)で邪神に生け贄として捧げられ、そこで日々の暮らしに奮闘すると、ローファンタジー。
・中華風(漢服)
・韓流(チマチョゴリ)
・アジアンテイスト(アオザイ)
・アラビアンテイスト(?)
魔法や魔物、スキルなどのファンタジー要素はあまりないけれど、世界観が日本っぽくない場合。
大ジャンルファンタジーに、「異世界ストーリージャンル」とかあれば便利そうだなって思いました。
個人的なローファンタジージャンルの基準。
※ファンタジー要素がある前提
・現代もしくは近未来
・地球っぽいなら時代が古くてもOK
このエッセイを書いていて気がついたのですが、私の場合、日本寄りで考えている節があります。
西洋風の王侯貴族が魔法を使うとかになると、今のところはハイファンタジーや異世界恋愛の印象が強すぎますかね。
「君との婚約を破棄する」って言われたら、OKその話ね! って反射的に理解するぐらい、刷り込みされている気がします。
時代設定的に和風がいいなら西洋風もありだろうとは思うんですけど、モノによる。
魔法がない西洋風の王侯貴族の話は歴史ジャンルでも通用しそうだと思っちゃうのは、考えが矛盾していますね。不思議。
異世界の魔物や魔族としてではなく、伝承の人魚や十字架に弱い吸血鬼とかを題材にしているなら、ローファンタジーでも違和感ないです。
魔法や魔道具、スキルなどを駆使して生活水準だけ現代の地球っぽくなっちゃったは、私の場合はハイファンタジーの分類です。
ただ、ごく稀に、ハイファンタジーなんですけれど、「これはマジで仕方ない作品」と思えてしまう状態に限り、ローファンタジージャンルでもしょうがないと思っています。
私は間接的なローファンタジー作品と勝手に呼んでいます。
現実世界から異世界に転生or転移。
その際に現実世界にある特定のゲームの仕様と断言できたり、読んでいた漫画などの内容を語って、設定とか話に組み込んでいる場合。
移動先となった異世界に、現実にあったであろう存在や話、類似品を含めて持って来ちゃう現象です。
異世界の中に、地球産の架空のモノがある。
ハイファンタジージャンルでいい。
しかし、ローファンタジージャンルだなってなる時もあります。
現実世界とは違う世界なんだけど、現実世界とゆかりのあった存在も無視出来ない、特殊な条件が重なる設定の場合は、私はローファンタジージャンルでもしょうがないかも知れないと思っています。
読んでてハイファンタジーっぽくないなって感じてしまうんですね。
場所は異世界なんだけれど、異世界に転生・転移した本人があまりにも現実世界の思考やモノで構成されている場合。ようは日本人だなってコチラが思える感覚ですね。
物語りの場所自体はハイファンタジー異世界。
しかし、本人と、現実世界にあったであろう何かしらの存在の話が合わさって、分量的にその話が多いとローファンタジージャンルだなってなる時が、私にはあります。
現実世界に存在していたゲームをプレイ(ポ〇モンとか)しているとか、現実世界にあったんだろうなと思われる有名な物語り(ハ〇ー・ポッ〇ーなど)の話をしているとか。
これをオーバーにした例。先ほど「魔法や魔道具、スキルなどを駆使して生活水準だけ現代地球っぽくなっちゃったは、私の場合はハイファンタジーの分類です。」と書きましたが、家召喚とかは話が別です。
家は異世界じゃなくて、規模的に亜空間になるかと思います。
現実世界にあった自宅と人が異世界に転移。
場所はハイファンタジー異世界なんですけど、ライフラインは不思議なチカラが働き、話の内容はほぼ家の中のことで、ときおり誰か異世界現地人が家に遊びに来るとか。
私はローファンタジージャンルでいいと思います。
これをローファンタジージャンルだと思うことは、先ほど説明した間接的なローファンタジー作品をローファンタジージャンルだと思う感覚に近いです。
ただし、異世界転生・転移の必須キーワードが付く作品に限る!
逆に異世界から日本へ来たドラゴニュートがガチ人外思考で、異世界産の魔導書の内容ばかり話していたらハイファンタジージャンルでもいいと思うんですけど。
ハイファンタジージャンルは異世界が主な舞台と決まっていますから、ローファンタジージャンルになるんでしょうね。不思議現象。
ちなみに昔の話を掘り起こしたら前にジャンル廃止案が出ていたみたいです。
※小説家になろう公式ブログ2009年7月31日「小説の仕様変更」参照(https://blog.syosetu.com/article/view/article_id/375/)
どういう経緯でこうなったのかとか、昔過ぎて今の運営さんの考えも変わっているかも知れませんが。
必須キーワードとかは付けないと注意がくるらしいですから、ジャンルよりそちらの方が重要なのかも知れません。
大人向けフロアの方でジャンルなしで書いてもいる身としては、ない方がのびのび作品書けるな〜とは思っています。
全年齢向けだと作品数が多いから読者が探すのを考えたら、難しいところですね。
作者としてはない方が助かる。
読者としてはある方が助かる。
エッセイジャンルが埋もれたら読むの困りますし!
『とりあえずごはん(・ω・)』のローファンタジージャンルは不思議がいっぱい。ジャンル決めに迷う作者をさらに迷子にせるようなエッセイでした。
ちゃんちゃん♪
参考エッセイ(感想欄も含む)
・『ジャンル詐欺』は死んだ!~「ジャンル『ローファンタジー』とは!? そもそも運営さんが気にかけてないんだから、無視する人が大勢いるのも当然だよな!」って思った話~
作者:鶴舞麟太郎 様
Nコード:N1802LQ
(https://ncode.syosetu.com/n1802lq/)
・ジャンル再編で得をしたのはどのジャンル?
作者:猫の人 様
Nコード:N4416DI
(https://ncode.syosetu.com/n4416di/)
参考文献まとめ
・小説家になろうヘルプセンター 「ジャンル」
(https://syosetu.com/helpcenter/helppage/helppageid/59)
・小説家になろうガイドライン「異世界転生・転移のキーワード設定に関して」
(https://syosetu.com/site/isekaikeyword/)
・小説家になろうガイドライン「異世界転生・転移キーワードの設定判断基準」
(https://syosetu.com/site/isekaikeyword2/)
・小説家になろう公式ブログ2009年7月31日「小説の仕様変更」
(https://blog.syosetu.com/article/view/article_id/375/)




