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異世界無頼 魔人ガンゾウ  作者: 一狼
第3章 寿司ネタの宝庫
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◆◆⑤ウラジミールの独り言(2)◆◆

いやあ、少々焦りましたぁ▪▪▪


ご主人様の黒孔に吸い込まれたら、治癒やら復活やらの話ではなくなりますからねぇ。


ご主人様の無茶は日常茶飯事ですが、だからと言って『慣れる』とかの話ではないレベルですからねぇ。


慣れたら何とかなると言う事ではないですから。


ディートヘルムさんもそこを理解しないと、毎回こんな目にあわされちゃいますから。


さてと、あんな勢いで落ちていったら、海底に叩き付けられて死んじゃってますよね?


死んじゃってたら『毎回こんな目にあわされちゃいますから。』ってことは無くなるわけですから、まあ、ある意味平和になりますね。


私は嫌ですよ。


何故って?


色々ありますが、今が楽しいですからね。


考えてみれば、ただの人間だった頃は、上の人達に毎日こき使われ、虐められ、挙げ句の果てに『暗殺』命令ですからねぇ。


毎日ご主人様に殴られても、『理不尽な虐め』や、『不当な差別』はありませんからねぇ。


まあ、『顔が気持ち悪い』なんて言われますが、だからと言って差別されることも拒絶されることも有りませんから。


仕事を言いつかって、その成果を誉めてくださいますし(何となくですが)、必要な道具(能力)は分けてくださいますし、認めて下さいますからねぇ。


ほんとはご主人様は独りで居たい人なのだと思いますけど、付いていくことに拒否は致しませんから、本来は優しいお方なのですよ。


だから『魔道具』として何百年、何千年も引きこもっていたアンブロシウスさんや、姫様、まあ、ついでに淫乱デカ尻ダークエルフなんてぇのも付いて来るのでしょうねぇ。


ご主人様は認めませんが、どこかに魅力を感じてしまうのですねぇ。


たぶん、ディートヘルムさんは、今後もご主人様に付いていくような気がしますねぇ。


ほんとに変なお方です。

ご主人様は。


なんて考えるのに0.02秒。

いえいえ、測ってないから分かりませんねぇ。


さて、ディートヘルムさん、生きていてくださいよぉ。


大宮公園は桜満開。

でもいつもの屋台は一つも無し。

買い食いできんのはつまらんな。


などと考えるのに0.0008秒。

いや、測ってないから分からんな。

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