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本当の自分が見つかるまで  作者: 星空 陰
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久しぶりに出たら。

その日僕は久しぶりに家を出た。

確か前に家を出たのは4年前だったような・・・?

僕の生活をききたい?そんなにいい話ではないけど。

僕は毎日ゲームをしたり好きな歌い手の歌を聴いたりしている高校一年生だ。家に引きこもることにした理由は言わないでおこう。まあそんな話はどうでもいい。

今、僕はほとんどの人の手に入らない限定のCDを獲得した直後なのでとても気分がいい。

「はぁ~。買えてよかった~」

と言った時だった。目の前で幼い女の子がボールを追いかけながらトラックのほうへ走っていくところが見えた。僕は女の子を突き飛ばした。

僕らしくない。いったいどうしたんだ?と思いながら目を開けてみると・・・。風景が全く違った。目の前にはトラックにはねられ、ぺちゃんこで血まみれの僕がいた―。トラックの下の僕に触れようとしてみた。でも、透明なバリアがあるのか触れようとするとはじかれてしまうのだった・・・。何度も何度も繰り返しているうちに後ろから声をかけられた。

「そんなことしても無駄ですよ。フフフ。」

振り向いてみるとそこには闇から現れた、マントを羽織った人間に近い物体がいた。

「フフフフフ・・・。我輩が現れたら終わりの始まり・・・。少年よ!この抜け殻はもらっていくぞ!フフフフフッ!」

そう言うとぼくの抜け殻?を闇に引きずり込んでしまったのだった。

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