第5話「氷の惑星、ヒエヒーエ! 氷細工はたのしいな!!!」
今回は氷の惑星、ヒエヒーエが舞台です。
ファビリアのバリスを倒しますます勢いに乗ってきたラスタら一行。
UFOのナビによると、バリスによって征服されている国はネイチアやアクアン、ファビリアなどを含むギャラキシア系でもあと5個あるという。
ラスタ達はその内の1つである「ヒエヒーエ星」へ行くことにした。
ヒエヒーエは氷におおわれた惑星で、昼は-11.4度、夜は-51.4度を越えることもある超寒地帯だ。
ラスタ達は防寒具をきているが、それでもめちゃくちゃ寒いらしい。
早速バリスを倒しにいこうとしたが
ギラントとの戦いで夜になってしまったので
野宿する事になった。
「SWEET、夜中腹減んないすか?」「腹減ったなぁ」
3人は食料を探そうとするがなにしろヒエヒーエは開拓が進んでいない原始的な星なので、食べ物なんて見つかるはずもなかった。
一行は仕方なく氷を斬って食べる事にした。
ラスタはレモン、SWEETはブルーハワイ、ギラントはいちご味のかき氷をそれぞれ食べ始めた。
「レモン味、いいゾ~これ」
「なんでこんなうまくなる必要なんかあるんですか!?」
3人が食べている最中、何か音が聴こえた。
音のする方へいってみると何とバリス一行がこっちに向かってきているではないか。
「このままではやられる」
そう確信したギラントは何と氷でソードを作る事に挑戦。
SWEETはミラクルパワーで敵の動きを止め、ラスタはその間ウッドソードで必死に戦い続けた。
しかし、やはり氷の国のバリスは強くやられる寸前まで来てしまった。
間一髪ギラントはアイスソードを作り終え、バリスを何とか成敗したのだ!!!
歓喜に舞う3人。
そこに忍び寄るある影が…
「ブラボー!!!」
突然、見たこともないエイリアンがこっちにきて話しかけてきた。
どうやらバリスではないらしい。
「君達の活躍を見物させてもらったよ。まさか氷で武器を作るという発想には脱帽だ」
そのエイリアンは3人、とくにギラントを褒め称えた。
エイリアンによると明日、バリス打倒の練習として地方別トーナメント試合を行うらしい。
名付けて「トーナメント地区大会」
バリス打倒にふさわしいとされた8つの星が参加でき、優勝すると伝説の武器がもらえるらしい。
「やってやろうじゃないかよ!」
「オッスお願いしまーす」
こういう戦いが大好きなラスタとギラントはそれぞれネイチア、アクアン、ファギリアの代表として参加することを決める。
果たしてこの3人の中から優勝者は出るのか!?