第4話「ファリビアで射撃対決!? 友情のミラクルパワー!!!」
ラスタとギラントの直接対決!!!
勝つのはどっち!?
ラスタ達はギラントを仲間にするために射撃対決を挑んだ。
まずは、第1回戦、先峰SWEET
「ドカーン」
50点の的に当たった
「その程度か…」
ギラントはSWEETをせせら笑った。
後峰ギラント
「「「ドカアアアン」」」
彼の金ピカの銃から発された銃弾は114514点の的に当たってしまう。
試合はそのまま2回戦へ。
第2回戦、先峰ギラント
「「「ドドカアァン」」」
またしても114514点の的に当たってしまった。
「もう勝ち目はない…」
SWEETは諦めかけていたが
第2回戦後峰のラスタは諦めていなかった。
「どかあん」
銃弾の勢いは半端なく弱かった。
「なんだその弾は!!! 初心者丸出しだなァ!」
これでギラントの勝ちかと皆が思った。
だが、銃弾の当たった先にはなんと、「1145141919810点」の的があったのだ!!!
「「「!?」」」
「僕は1145141919810点の的なんて作った覚えはないぞ!??」
そうだ。何とラスタはギラントに見つからないように自分で新たな的を作っていたのだ!
普段からずる賢いラスタだからこその力技だった。
「悔しいが、俺の負けだ。仲間になろう」
ギラントは悔し涙になりながらも
ラスタ達一行の仲間になってくれた。
その後、3人はファリビアを荒らしているバリスを撃破しようとしたが、
ファリビアのバリスは前に戦ったウツドゥのバリスとは比べ物にならないぐらい強くて
木の銃じゃどうにもならない。
そこでギラントは仲間になった記念としてミラクルパワーを教えてくれた。
ミラクルパワーとは、いわゆる必殺技であり相手に大ダメージを与えたり、相手を弱らせたり、自分たちが回復したりというミラクルなものである。
「ミラクルパワー発動!!!」というと発動できる。
ギラントによると、これはファビリア発祥の文化らしい。
早速3人は街に出てバリスを倒す作戦に出る。
「「「ミラクルパワー発動ォォォォォ!!!」」」
3人は一斉にミラクルパワーを発動した。
SWEETは相手の動きを一定時間停止し、ギラントは自身の剣、ファイアリアンが一定時間攻撃力アップ、そしてなんとラスタは一定時間自分がダメージを受けないというまさに神みたいな必殺技だった。
動きを止められ、業火の剣で斬られ、無敵のラスタに猛攻撃を受けたバリス達はたちまち死に絶えていった。こうしてファリビアも魔の手から救われたのだ。
「共に敵を倒した仲間よ、本当にありがとう、これからもよろしく頼む」
戦いにより友情が芽生えたギラント達はいつの間にか仲良くなっていた。
そして、ギラントはファリビアと、ラスタの故郷であるネチアスがフレンズプラネットになる事を約束してくれた。
「ミラクルパワーさえあればアクアン星のボスバリスも簡単に倒せるぞ!」
「やりますねぇ! じゃけん夜次の星のバリスを倒しに行きましょうね~」
すっかり調子に乗ってしまった2人だが、果たして次の星のバリス達を倒せるのだろうか…!?