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妄想のカタクリネスタイ

作者: 月葉

この作品は、おもしろくしようと思って描いたわけではありません。忘れたくないから書き留めただけです。文章とかつたない部分もありますがそれでもいいのならお進みください。

突然、無性に眠たくなった。

だんだん、瞼が重くなって降りていく。


今は、授業中だ。

しかも、前にいる芦屋という先生は見つかると放課後の説教二時間の刑が待っている。


寝たら死ぬと思っているが、瞼が言うことを聞いてくれない。

最後に見たのは、隣の女子が俺を見てぎょっとして、手を上げたところだった。

おい、告げ口するつもりか?

お前とは友達のつもりだったんだが。








唐突に重力を感じ、俺はゆっくり目を開けた。

そこは、広々とした野原だった。

所々初めて見る様な花が咲いている。

鼻は目の前に広がる野原の花の匂いを嗅ぎ取っていて、初めて嗅ぐその匂いは鼻をスーッと抜けて行く様だった。


「てか、ここどこだよっ!!!!」


俺は、叫んだ。







「シグレ、シグレ!あそこに人が居るのだけど、助けるか否か。どっち?」


「その質問して、俺が拒否しても結局助けるじゃねえか」


「一応聞いた方がいいでしょう?結果は決まっているのだから、これ以上は必要無いでしょうし」


「あーはいはい。もう好きにやれよ、ロディ」


舗装されていない畦道の様な草の生えていない道の横に立つ木に背をつけて座っていると、遠くからその道を歩く二人組の男女の姿が見えた。

男女と言ったが、まだ幼い様で、見た目は9歳程度だった。

だが、彼らの言葉は幼さは無く、俺と同じ様な年齢だと勘違いさせる様な物言いだった。


ロディと呼ばれた方は、見た目通りの精神年齢の様だったが。


俺の目の前にやって来た彼らは、俺を見て目を見開いた。


何だ?


「うはーーー!キタコレ!!ねえねえ、貴方何かの小説の主人公?」


俺を見て、歓喜に震えたのは少女の方だった。

白い髪だが、先の方にいくに連れて黒くなっていて、グラデーションになっている。

身体より少し大きい服を纏っているが、不思議と違和感を感じさせない。

年相応のあどけない表情で言う彼女は、俺が何かの主人公と信じて疑わない様だった。


「しゅ、主人公?」


「そうよ。まさか違うの?」


「いや、そんな事を聞かれても困るんだが」


矢継ぎ早に話しかけられタジタジになっていると、シグレと呼ばれていた少年が、少女の頭を叩いた。


「突然質問する奴があるか。

まずは、自己紹介だろうが」


「あれっ!?それも何か違うと思うのだけど」


彼女は、ツッコミもする様だった。


少年の髪は、空をそのまま写した様な鮮やかな水色だった。

長過ぎない様切り込まれた髪は、空に映えている。

彼は、ラフな格好であったが、何故かその腰に二本の剣が括られており、少し心配になった。


「俺の名前は、シグレ。名字は一週間前に捨てたからまだない」


「あたしは、メロディア!シグレと同じく、名字はありません!一応候補はあるけど、まだ考え中です。ロディって呼んでくれると嬉しいな」


「俺の名前は、佐藤安須麻。この世界って一体何なんだ?」


彼らがそれぞれ自己紹介をしたので、慌てて俺も自己紹介をした。

ついでに、今俺に起こっている出来事も。


ロディは、きょとんとしてから、ああ、と納得して手を打った。


「あれか、神から何も聞かれていないタイプなのね」


タイプってなんだ。

さっき言っていた小説の話だろうか。

俺の友達なら知っているだろうに、何でこの場に俺しかいないんだろうか。


ロディは、いつの間にかシグレを追い払っており、野原の端に俺とロディの二人はポツンと立っている。


ロディは、徐に口を開いた。


「あなたはね、多分勇者なのよ。あんだーすたん?」


「いや、全く分からん」


勇者?俺が?


「何でそうなったんだ?」


「あたしに聞かれても知らないわよ。メルの方なら知っているだろうけど、何故か引きこもって出て来ないし。

まあ、とりあえず貴方のその髪の色は、この世界には存在しないものよ。

だから、何処からか連れて来られないといけないわけよ。

でも、方法が限られていてね。

特大の魔法陣か、数百人体制の術式じゃ無いと異世界召喚は不可能なはずなの。

なのに、貴方がこの場所でここにいるってことは、その他の方法じゃ無いと無理ってこと。

要するに、神の力を使う必要があるのよ。

だから、恐らく貴方に何も知らせずに来たんだと思うわ」


「話が長い」


自慢じゃ無いが、集中力が長い方じゃねえんだよ。


「そんなこと言われても、あたしの担当じゃないんだってばー。前に言われた言葉をそのまま言ってるだけだし。

うーん、使命が分からないなら、この世界に暫く住んでみればどうかしら。元の世界に戻れる保証もないのに、動き回るとカモになるわよ。どう?あたしたちと旅しない?」


後ろの男に相談すること無く提案した彼女はどうやら何時ものことの様だった。

シグレのまたかと言いたげな顔を見るとそう思えた。


突然降って湧いた話だったが、この世界についてなに一つ分からない俺にはありがたい申し出だった。

特に何も考えずに、俺は彼女の手を取った。








この世界は、フロスティアという名前らしい。


「世界に名称は普通つけないのよ。だから、あたし達は限定的にフロスティアという名前をつけている。

その方が説明しやすいし、区分も出来るのよ。だから、この名称に意味は無いわ」


歩きながら、彼女は順番に説明して行く。

この世界のこと、元の世界との違い、言語、文化あらゆる事を教えてもらった。

まあ、覚えきれないこともたくさんあったが。


「ロディは、何でそんなに知っているんだ?

俺と同じ様にある世界から来たのか?」


「あたしは、元からこの世界の住人よ。

友達がその世界から来たの。その他の友達は、皆元からこの世界にいた人たちだから、教えを乞おうとしても、何となくしか説明出来ないわ」


初めに出会ったのがあたしで良かったね、と笑いかけられたので、俺も笑って返した。


シグレは少し離れて俺らを見守っている。

ロディが少し離れて欲しいと言ったのだ。

そして、ロディの声はシグレに聞こえないくらいの小さな声。

何故だろうか。


「シグレは、この事を知らないのか?」


「シグレもこの世界の住人だし、あたしの友達がこの世界の住人じゃ無いってことは知らないの」


「何故?」


「彼が好きだから話さないのよ」


は?


声に出さずとも、俺の問いは分かった様だ。

失言だったのか、ハッとしてからわざとらしく咳払いした。


そして、俺の胸倉を掴む。


とは言っても、身長差があるため胸の位置で服を掴む程度になっているが。


「絶対に言わないでよ」


「分かった」


涙目でそう言われると頷くしか無いだろう。

てか、泣いているとバレたら何て言われるか。


シグレは、少し過保護に見えるからな。


「ところでさ、そのお前の友人には会えないのか?俺の事を知っているんだろ?」


そう言うと、彼女は顔を曇らせた。


「彼女ね、あたしと反対の性格していてね、中々人と会いたがらないのよ。

昔、誰かに殺されかけたみたいでね、対人恐怖症?っていうのかな。最近は治って来たみたいだけど、完治はしていないの。

だから、もう少し待ってくれないかな」


「あ、ああ」


俺は、頷いた。

俺の彼女も、そういうタイプだったから分かる。

なかなか関わりづらいよな、そういう人って。


そんな事を考えていると、いつの間にかロディの隣に男がいた。

俺と同じ黒い髪を持つ青年だった。

俺と同じような身長ではあったが、少なくとも20歳は超えているだろうなと思うほど、大人の顔をしていた。


「ロキ。久しぶりね」


突然現れたにもロディは、驚きもせずに彼にあいさつした。

ロキっていうのかこいつ。


「今はロディなんだね。久しぶり。

ああ、はじめまして、安須麻くん。僕の名前はロキ=フィアルド」


「ああ、よろし・・・何で俺の名前を知っているんだ」


「え、知ってちゃ悪いかい?それとも、シュガーと呼んだ「その名前はやめろっ!」ん、じゃあ分かってもらえたかな」


「今ので何が分かるんだよっ!」


何故シュガーという嫌なあだ名をつけられたことを知ってんだ。

ロディが訳が分からないという顔でこっち見ているじゃないか。


「だから、僕が神様だっていう事をさ」


笑顔を絶やさないまま、彼は手を掲げた。

何かを放り投げるように、その握っていた手を頭上で開くと、世界が崩れた。


そう、まるで、背景というガラスに描かれたものが彼の合図とともに割れて落ちているようだった。

気付けばあたり一面真っ白になっていた。

俺は現実味のないそれを見てあっけにとられた。


「そもそも、この世界なんて作り出せばいいんだよ、ね、安須麻くん」


・・・・・・何の話だよ。


答えながらも警戒するように後ずさるのを見て、ロキはクスッと笑った。


「そこまで警戒する必要なんてないのに」


警戒するのがふつうだろ。これは夢の中だからこんなことになっているのか?これが俺の願望なのか?


だとしたら、俺は一体何をしたいんだろうか。

現実から逃げたいと思っていたのか?


考えている最中、どんどん近づいてくる彼は、俺の考えを表情から読めるのか、鼻で笑った。

この野郎っ。


「君はこのような現実を求めていたというのは、あながち間違いじゃない。だって、だからこそフロスティアまで来れたわけだしね。

夢を媒介にしたとしても、ここまで来れるのは君ぐらいじゃないかな。適性もあったわけだし」


ロディと話をしていても思ったことだが、微妙に話がかみ合っていない気がする。

そもそも、この世界の知識について不足する部分が多いものだから仕方ないことだが、魔法の仕組みやらここに来る難しさなどを説明されたって分かるわけがない。

ロディの説明で分かるはずないだろう?

口調は大人っぽくても、思考はまだ幼かったのだから。


「細かいことはいつか分かるよ。だって、君も馬鹿じゃないだろ?メルの場合は、何回説明しても信じなかったけどさ」


だから、俺を話から置いていくなと。


「君は、まだ知らなくてもいいんだよ。まだ、ね」


彼は、どうやら俺の声が聞こえていない。


正確には、俺がしゃべっても、口から声が出てこないのだ。

ようやく、俺は分かった。

奏が言っていた、王道パターンの一種。

何事も起きなかった時に起こるのだと興奮気味に言っていたことを思い出す。

何でも、あの時は携帯小説を完走出来てテンションが上がっていたそうだ。

普段はそんな事は無いのは、彼女の名誉に関して付け加えておく。


てことは、元の世界に戻れるのか。


「ご名答。こちらの不手際で、つなげちゃったんだよね。

また、寝た時にでも連れてくるとするよ。

それじゃ、おやすみ」


彼は、そう言うと俺の目の前に手のひらを翳した。

途端に、眠気が俺を襲う。


連れていくとは、どういうことだ。

また、俺はここに来るのか?


問うてみたいが、俺の眠気は徐々に俺の思考を鈍らせ、瞼を重くさせる。


立っているのも困難になり、体が揺らいだ。


ちくしょう、まだ、聞きたいことが.......

















頬に痛みを感じ、何処かに彷徨っていた意識が浮上した。

あの、ロキとかいう奴に強制的に眠らされた後、俺の意識は真っ暗な景色に包まれた。


今まで、真っ暗な中でもがいていたのだから、少しの明かりでも安心する。


背中に押し当てられているのは、柔らかなもの。

それが、毛布だと気付くのは、俺の頬がもう一度抓られてからだった。

俺の意識は完全に覚醒し、瞼を開く。


真っ先に見えたのは、白い天井だった。

年季が入っているその天井は、少し黄ばんでいて、教室のそれとは違うことに気がつく。

教室は茶色だったはず。


俺は、どうやら寝かされているらしかった。

教室にいたはずなのに、何でここに居るんだろう。


シーツの洗剤の香りが鼻を通る。


「・・・起きた」


その声に顔だけ横に向くと、奏がいた。

周りに人の気配が無いから、多分こいつが俺の頬を抓ったのだろうな。


心配そうな目を見ていると、そんな考えは嘘じゃないかと思うが、こいつは無表情でやる。確実に。


俺の隣の席である彼女が、あの時表情を露わにしたのは久々だから、それだけ焦ったのだろう。

手を挙げるなどという目立つ行為をしたのも、切迫していたからか。


なのに、俺は彼女のその行動の意味に気付かず、ただ怒っていただけだった。


「気にしないで。死ななかっただけよかった」


お前も、心を読めるのかと思ったが、彼女はどうやら俺の表情を読み取っただけのようだ。

そんなの深刻な顔をしていたのだろうか。


「祥子を呼んでくる。まだ授業中だけど、簾内さんだから大丈夫」


そう言い残すと、長い黒髪を翻して出て行った。

簾内とは社会科の先生で、比較的温厚な性格の人だから、祥子ぐらいなら授業を抜けても怒られはしないだろう。

何故奏があんなに自信満々に言ったのかは定かではないが。


ところで、残された俺としては、何をしていいかもわからない。でも、あたりを見回すと、何となくここが保健室なのだとわかった。

ベットが置かれている場所なんて学校中ではそうそう無いだろうけど。


保健の先生は、いないのだろうか。

ベットからゆっくり下り、少し歩き回ってみると、置手紙がしてあってそこには「会議なので暫く開けます」とだけ書いてあった。


保健の先生が行った後に奏が来たのか、奏がいることに気付いていたのか。

後者が断然優位だが、彼女がこの置手紙をしていってくれたおかげで、暫くこの部屋には誰も入らないということが分かった。


さて、問題です。

あの夢は、実際起きたことなのだろうか。

答えは否だろう。


俺の体がここから消えていたならば、奏に問い詰められていただろうし、保健室に奏がいたこともありえないことになってしまう。


彼女は、俺が消えても決して探してくれないだろうから。

祥子は必死に探してくれそうだが、そこらは友人でも違うもんだな。


じゃあ、あの夢はなんだったのか。

夢は単なる夢と割り切ることもできるが、どこか引っかかっている。

この夢を絶対に忘れてはいけないと、頭の中で誰かが叫んでいる。


「ヤス。もう起きても大丈夫なの」


メモ書きを持ちながら、ずっと考えていたらしい。

奏の声にはっと気づき、扉の方に目線を向けると、奏と祥子がいた。

祥子の方は目に涙をためている。


「安須麻くん!!」


こっちをみるなり俺に抱き着いてくる彼女を受け止めると、祥子は嗚咽をかみ殺しながら静かに泣き始めた。


「ヤスが気を失って机に突っ伏したのが2限目。今は7時間目だから、無理もない」


説明を求めるように奏を見ると、そう淡々と言った。

だから、空が暗いのか。

窓を見る余裕がなかったことを反省する。


奏は、両手に持っていた三人分のカバンをおろし、普段なら先生が座る席に腰かけた。

机の上を見わたし、めぼしい本が無いとわかるとがっかりしていたが。


「お前は何で俺が寝たんじゃなく気を失ったってことに気付いたんだ」

「そりゃあ、顔色?」


目線がどこか遠くを見始めた彼女に、まさか本当に人の考えが分かるんじゃないだろうなと思った。

でも、思ってもこっちを睨まないのだからその考えは否定されたが。


じゃあ、どうやってわかったんだ。

やっぱり顔色か。青ざめていたのだろうか。


「ごめんなさい、安須麻くん。私があなたと同じクラスならよかったのだけど・・・・っ。先生が、許してくれなくて・・・・・」


まあ、そりゃあ彼氏が倒れたからと言って、高校受験のこんな大事な時期に授業を抜けさせるなんてありえなかっただろうなあ。

って、ちょっと待て。何か見落としていないか。

未だに明後日を向き続ける奏を見て、その疑問の正体が分かった。


「何でお前は授業中に抜け出してんだよ。お前は、何も関係ないだろ」


「・・・・・・失礼な。一応友達。でも、連れて行くだけでよかったのも事実」


確信犯のようだった。

要するに、彼女は俺の事を授業をさぼる言い訳にしたという事である。


「どうせもう受かっているのだから7時間目なんて出なくていいの」


相変わらずめんどくさがりな奴め。


「まあ、これで一件落着ということで、さあ帰りましょう。

わざわざ持ってきてあげたのだから、感謝しなさい」


お前自身がさっさと帰りたいから持ってきたんだろうが、と思っても口には出さない。

何故なら、彼女にそう言うと、ひどい仕返しがまっているから。

こいつ、何の部活にも入っていないくせに運動神経がいいんだよなー。


祥子は、奏に言われて俺の傍から離れて


「何考え事をしているのヤス。行かないと、先生に早退しますって言ったことがばれちゃう」


何故先に言っているんだお前は。

どれだけ家に帰りたいんだよ。


「あら、家って大事なのよ」


そう言ってクスッと笑っていう顔は、どこかロキと同じ笑みを湛えていた。


俺が何か言いだす前に、奏と祥子は保健室を出ていた。


くそう、何か得られそうだったのに。


まあ、わざわざ話すこともないか。

似ていたからと言って、彼と関係あるかもわからないし、何より変な顔をされるのは嫌だ。

単なる友達だったとしても、それは絶対嫌だ。


こんな日々が続いていけばいいなと思う。

本日の事は普段とはありえないことが多かったが、比較的この三人で過ごすことが多い。

カレカノの関係であることはもちろん奏も知っている。

一番先に報告したのが彼女だったしな。


それでも、いつも笑って過ごしている彼女をいつか幸せにできたらと思っていた。

滅多に感情を出さない彼女は、いつも感情が見えない。


だから、彼女を幸せにしたかった。

いつでもいい。いつか、その日が来るまで。


このままがいい。




「ずっとこのままなんて、ありえないんだよ」



ロキの声が、どこからか聞こえた気がしたが、俺は気にも留めなかった。

俺にはもう彼は関係ないものとなっていたから。


だけど、それが現実のものとなるなんて思ってもいなかった。




数週間後、奏が死ぬとは夢にも思っていなかった。


















「だから言ったじゃないか。話せばいいって」



ロキは、少女の夢の中で静かに笑った。





あとがきって何をかけばいいのかな。制作秘話とか?特にないよ。妄想の行き着くままに書いたから。

タイトルの妄想はそこから来ていますね。

とある小説は、エブリで書いてます。

何でここに書いたんだろうと不思議に思うのは作者も同じだという。


ここまでお読みいただきありがとうございました。



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