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膿む
なにがしたいのか 迷い悩む
己のことを 信頼できず
日々に 悩み 日々に 迷う
笑っていれば 大丈夫かななんて いいながら
笑ってない
どうして日々は こんなに 流動的で 流れは 私のために 止まらない 止める勇気もない 動きたくない
日々は 変わりゆく 気づかぬ間に 素知らぬ ふりして 見知らぬ 日々になってる
何かを求めて 何かに振り回されて 何かを突きつけることもなく ただ生きて ただ息をして ただただ誰かの人生を見ていた
変わらぬ想いを 求めていたのかな
気づかずつけた 自分の傷は いつの間にか 膿んで 熱をはらんで 当たり前になっていたから