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正しいがいつも正解であるわけではない

人の道徳に勇ましく いつだって正しいことが正解であると信じていた

どんなにその場の空気にあっていても 間違っていることは間違っていると断罪してきた


いったいどこに間違うべきであったのかすらわからなくなるまで

己の正義に目を向けず 第3者の正義を正しいと戦ってきたわが身に何が残っているのだろう


いつこのときに訪れた平穏に耳を傾け 正解であると正しい事だと弾じ続けた

そのことに意味も意義のなかったのだけれど それでも主張をしてきた


道よ まごう事なかれ

己の正しき道こそが 進むべき道である


誰かの意見がわが身にしみて何かを語るなら 

そこにある結論に耳を傾けてただ己を知ろうとせよ

己の理解に苦しみながら 他人の理解を得んとする


まったく卑猥で矮小で

それでも今ここに存在することをもって

わが誇りとする


なんとも小さい身のうちなり

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