5日目
近作のメインは3日前の午前中にでてきたキャラがメインとなります
俺たちは今駅の近くにある写真やで昨日撮った写真を現像しにきたのだ
「まだかな、まだかな」
落ち着かない感じで夕菜は写真が現像されるのをまっていた
「こら、落ち着け」
俺はうろちょろする夕菜の頭を押さえて動きを止めた
「だって、だって、どんな風に写ってるか私知らないんだもん」
「そいえば夕菜は写真を確認してなかったんだよな?」
「うん、だから楽しみなんだよ~」
定員が店の奥からでてきた
「現像のほうが終了しました」
定員は俺に封筒を手渡し、お金を請求すると店の奥にもどっていった
俺は封筒の口をあけて写真の1枚1枚を夕菜と2人で確かめた
「うわ~!、きれい。背景と私達がうまく撮れてる」
夕菜はあるの写真を手にとってびっくりした
「この写真すごい」
「どの写真?」
俺は夕菜が手にしている写真を除きこむ
「この写真」
夕菜が手にしてる写真は廃墟の礼拝堂前で撮ったやつだった
「夕菜が少し嫌がってたやつだ」
「そうなんだけど、この礼拝堂が廃墟だって感じないくらい綺麗に撮れてる」
夕菜は続けて俺でも聞き取れないくらい小さい声でつぶやいた
「これが・・・・・・・・・・・・・・・・・・だったらな」
「夕菜?なんか言ったか?」
「いや、なにもいってないよ!」
夕菜は全ての写真を見終えたのか写真を封筒に入れて
「これ全部もらっていい?」
「いいよ、俺がもってても意味ないしな」
「ありがとう、これからも大切にするよ」
「まかせるよ」
俺はお腹が減ったので時計を確認した
「もう12時かお腹減らないか?」
「う~ん」
夕菜は少し考えてから
「確かにお腹減った、でもどこで食べる?」
そうだな思い当たる店は一箇所しかない
「駅前のカフェでいいか?覚えてるか?」
「うん、覚えてるよ、ゲーセンに行った日に入った店でしょ?」
「そう、その店だけど、そこでいいよな?」
「いいよ、あそこで思い出話でもしながらすごそうよ」
俺は店の外へでた
「う~寒い」
夕菜身震いをした
「店は近いんだから我慢しろよ」
「わかってるよ」
そういって俺の近くによってきて身をくっつけてきた
「なにやってんだよ、歩きづらいだろ」
「いいじゃん少しの間身をよせたって」
「まぁいいか」
このままじゃ歩きづらいので夕菜の肩の後ろに手をまわした
「春人君の体あったかい」
「寒いから速く店までいこう」
俺と夕菜は短い道を身を寄せ合って歩いた
店の中は外とは大違い
「あったか~い」
と言いながら、あったかいココアを飲んだ
「おいしいか?」
「飲みたいの?ならあげようか?」
俺は自分コップを指差した
「俺も夕菜と同じもの頼んだからいいよ」
「すだよね」
夕菜は再び暖かいコップを両手で持ち口につける
俺はそんな夕菜を眺めながらココアを飲んだ
最初に話しを始めたのは夕菜だった
「この前のぬいぐるみはまだ大切にしてくれてる?」
あの死神のぬいぐるみは俺のベットの近くに大切置かれてる
「あぁ、大切してるよ」
「あれは私の身代わりなんだから絶対乱暴にあつかわないでよ!」
「約束する大切にする」
夕菜は小指を向けて
「指きり」
俺は夕菜の小指に俺の小指を絡めた
「指きりげんまん、嘘ついたら、あの世におくる、指切った」
俺と夕菜の指が離れた
「はじめてこのカフェに入ってから今までいろいろなことがあったな」
「そうだね、いつも驚くようなことがあったね」
そうして俺と夕菜は今までの出来事を振り返った
今日はこれで終わるはずだった
「もう日が沈みかけている」
俺は時計を確認した、今わ4時
「もうこんな時間なんだ」
「じゃぁ今日は解散します?」
「そうだね」
俺たちはここで解散するはずだったが
駅に続く大きな道を騒音と赤い光のランプつけた白い車が通り過ぎ駅前でとまった
「なんだろう?人が集まってるみたいだから事故かなにかか?」
夕菜の顔がけわしくなった
「薄いけど死の匂いだ」
夕菜は救急車のほうをむいた
「なんか嫌な予感がする、俺すこし見にいってくる」
「私も気になるからついていく」
俺と夕菜は駅の前まで走った
救急車に担ぎこまれていく小さな体が見えた
俺は思わず名前を口にした
「クルミ?」
周りの人の一人が俺の声に気づいた
救急車に担ぎこまれる少女に続いて乗り込もうとした男性が俺のほうを向いたのだ
「春人か?」
「そうだよ、阿木なにがあった」
阿木は救急車に乗り込んで
「話しは後だ××病院にこい、そこで話す」
そういい終えると救急車のドアが閉まり病院にサイレンを鳴らしながら向かった
「ねぇ今の誰?」
夕菜が俺の袖をひっぱり聞いてきた
「あの2人はパーティーに行った日に知り合ったんだ」
「このまえ駅前で紹介してくれた2人?」
「ああ、その2人だ」
夕菜は全てを理解したのか、これ以上は詳しく聞いてこなかった
「これから××病院に向かうけど夕菜はどうする?」
「もちろんご一緒するよ」
俺は近くに泊めてあるタクシーに乗った
「××病院までよろしくお願いします」
「あいよ」
運転手はタクシーを動かし駅の近くの病院で走らせる
俺と夕菜と阿木はクルミの寝ている病室でなんでこんなことになったのかを話していた
クルミの状況はいいものではなく明日には意識を戻すが余命が1ヶ月と言われた
「なぁ阿木、なんでこんなことになったんだ?」
「クルミは僕とであったときから余命が1年だったんだ」
「でもクルミとお前が出会ったのってつい最近だよな?」
「あぁ」
俺はつい怒鳴ってしまった
「ならなんで余命が1ヶ月に縮むんだよ!」
「疲労で体が弱ってたのに無理をしたからだって言ってただろ?」
そうだ、さっき医師が病室にきてそう告げた
「なら、なんでお前はクルミに無理をさせたんだ!お前はクルミの近くにいたんだから体調の変化くらいきづいてただろ?」
阿木はクルミに目を向けると
「僕は間違ったことをしてないと思う」
今の発言で俺の我慢は爆発した
「この野郎!」
俺は阿木に掴み掛かった
「殴るなら殴ればいい」
俺が言われるままに阿木を殴ろうとしたときだった
「まって、春人君」
俺は阿木の顔面すれすれで手を止めた
「なんだよ」
「すこし病室の外で頭を冷やしに行ってくれない?」
「なんでだよ」
俺は夕菜を睨んだ
「なんでも、すこし阿木君と話しがしたいから」
俺は今の自分じゃ物事を冷静に判断できないと思って
「わかった・・・じゃぁ用がすんだら呼んでくれ」
「わかった」
春人が病室から出て行くと夕菜が言った
「こんなことになって後悔してない?」
「ほんの少しはしてる」
阿木はクルミの寝てるベットの横にある椅子に座りクルミの頭を撫でながら答えた
「そう、ならもしクルミちゃんが元気になれるとしたら自分の命は捨てられる」
阿木の答えは真っ直ぐだった
「あぁ今すぐとはいかないけど、この命を捨ててでもクルミには生きてもらいたい」
「なら、決心がついたらまたこの病室にきて、私この病室でまってるから」
「君になにができるというだ」
夕菜は不気味な笑みを浮かべながら
「それは阿木君が決心がついてここにきたときにわかるよ」
「そうか、わかった今日の夜またここにくることにするよ」
「わかった」
阿木は椅子から立ち上がり病室のドアを開き外に走っていった
俺は病室の外の椅子で待っていると阿木がドアを開けて外に出てきたと思うと走って病院を出て行った
「おい!」
俺の言葉に耳を傾けづにその場を後にした阿木だった
俺は阿木の後を追おとしたが、やめて、まずは病室に入った
俺は夕菜をみて
「阿木はなにをしにいったんだ?」
「さぁ?」
「知らないのか、でいままで何の話をしてたんだ?」
夕菜は意地悪そうな顔をして
「それは阿木君と私の秘密」
「そうか」
俺は阿木と夕菜のやりとりに深く関わろうとはしなかった
もしなにかがあったのなら形として後には現れるからだ、それより今は阿木と話がしたかった
「俺はこれで家に帰らせてもらうけど、夕菜は?」
「私はまだここにいるよ」
「そうか、じゃぁ明日はこの病室でいいか?」
「うんいいよ」
俺は明日の集合場所を確認すると病室を後にし阿木のいる場所に向かった
居場所は予想がついたのだ
俺の予想どうり阿木はある木の上に命綱をつけてライトアップをしていた
「お前、今日はもうクルミに会いに行かないのか?」
木上から作業をしながら阿木が
「この作業が終わったらゆっくり面会するよ」
「お前はクルミよりこっちのほうが大事なのか?」
阿木は手を止めずにいった
「いや、クルミとこの作業は同じくらい大切なんだ、この仕事は明日がしめきりなんだ、それにこの大きな木で最後だからなんとかして僕とクルミが一緒にやってきたものの仕上げをしたいんだ」
「そこまでする理由はそれだけなのか?」
「いいや、ライトで輝くこの通りをクルミに見せるって約束したんだ、それに明日は祭りだからなできれば、クルミと歩きたいんだ」
「でも明日意識がもどっても動けないんじゃないのか?」
「それでもこの仕事のしめきりは明日、ここで終わらせないと明日の祭りがなくなる、みんなが楽しみにしてる祭りを俺の都合でオジャンにできない」
阿木は俺より何倍も強い、大切な人を後回しにしてまでみんなが喜ぶ祭りをえらぶなんて
奇麗事として言葉に出すことしか俺にはできない、それを阿木はやってるんだ
「そうかなら頑張れ、明日、俺と夕菜はこの祭りをこの町の誰よりも楽しんでやるよ、だからお前はクルミと一緒にいてやれ」
「あぁ」
俺はその返事を聞いて安心して家に帰ることにした
夜の9時の病室に阿木と夕菜はいた
「覚悟はいい?」
阿木はクルミの手に手紙を握らせて答えた
「あぁ、やることは全てすんだ」
「じゃぁ、これからすることを説明するよ」
夕菜はクルミを指差した
「クルミちゃんに阿木君の寿命をあげる」
「どうやって?」
夕菜は阿木の腕をもちクルミの上にかざした
「阿木よ、そなたはクルミに寿命を与え自分が滅ぶことを望むか?」
夕菜の口調がかわった
「あぁ」
「阿木の同意により今からクルミに阿木の寿命をあたえる」
そのときだった阿木の腕から青く光りその光の粒がだんだんクルミに吸い込まれていく
「僕は消えるのか?」
「うん、阿木君は消える、寿命をあたえるとはそういうことだよ」
「存在はしたことになるの?」
「それは大丈夫、体が消えるだけで存在したことにはなるから」
「そうか、ならいいや、みんなに死に顔を見られないから死んだことにはならないのか、なら俺は失踪したことになるんだな」
「そうだね」
「このことは内緒にしといてください」
「うん」
数分後には阿木は消えていき全てクルミに吸い込まれた
面白くなかったらごめんなさい




