3日目
今日の2人はいつもと違う
少し変わったデートに彼らはなにを思うのか
俺が目覚めた朝の9時、外は快晴だ、冬の寒さを感じさせない太陽の光が目に入りベットから体を起こし窓のカーテンを開けて感じた。
まぶしいい光が目を襲う
「うっ、目が痛い」
手で太陽の光をさえぎり空を見た
「今日もいい天気だな」
ぼそりと呟いた
「夕方の5時頃までなにしてよう」
何も考えてなかった、この暇をどうつぶそうか
体が硬いので伸びをし、ひとまずリビングに向かい外に出る準備をした
どこに行くかは決まっていないがこのまま家にいてもつまらないので駅に向かうことにした
ゲーセンで時間をつぶそうかな
バックにパーティーの招待状、紙袋にタキシードを入れて家をでた
駅前の大通りからゲーセンに向かおうと歩道をボンヤリ歩いていたときだった
ドンッ
人と真正面からぶつかり尻餅をついた次の瞬間
「お兄ちゃん!あぶない!」
幼い声が耳に入り上を見あげると
中に何かはいってそうなダンボールが俺の顔面めがけてとんできた
「うわっ」
声をあげ、このばから離れようとしたが遅かったダンボールは俺の頭を直撃した
「痛っ!」
脳みそが揺れる感じがして辺りがブレタ感覚に襲われた
「大丈夫?」「大丈夫ですか?」
男性の声とさっきの幼い声の少女がこっちを心配して向かってきた
「な、なんとか」
正直このまま倒れて病院にいきたかったが今日のパーティーを欠席したくなかったので強がった
「よかった」
男性ホッと表情をみせた
俺は男性に謝ることにした、俺がボンヤリしたからぶつかったからだ
「さっきはすみませんでした」
俺は頭の痛みをこらえながらお辞儀をした
顔を上げると男性のほうも辞儀をしていった
「あれは僕の前方不注意でした、ダンボールで前が見えなくて・・・」
男性は何かを思い出したようにダンボールに目をむけた
するとさっきの少女が
「壊れてないみたいだよ」
それを聞いて少年は胸をなでおろし安心したようすだった
俺はきになったので聞いてみることにした
「その中身はなんですか?」
男性は隠すことなく教えてくれた
「あれはライトです」
「え?」
意味がわからなかった
男性は続けて
「あれは木をライトアップさせるためのやつなんです」
なるほど、そういうことかと、辺りの木をみて気づいた本当だ木にケーブルみたいなのがまきついていた、ひらめいた
俺は男性に頼んでみた
「俺にそのライトアップを手伝わせてください、時間は限られてるけど、ぶつかった御礼とおもって」
男性はびっくりしていたとき少女が言った
「大歓迎だよ!もう~2人きりでずっとやってたから随分おくれてるんだ」
男性は
「でも、私の前方不注意でもあるし、う~ん・・・無理にとは言わないので辞めたいときは辞めてくれていいです」
「ありがとうございます!」
「いえいえ、僕のほうこそ、あ、名前のほうを教えてください」
「俺は春人」
「春人さんですね」
“さん”は止めてほしいので頼んでみた
「さんは抜いて“春人”でいいよ」
男性はためらいがちだったが結局
「じゃぁ・・春人今日はよろしく、僕は“阿木”って呼んで」
阿木が言い終えると隣に立っている少女も
「私はクルミっていうの、よろしく」
「あぁ今日はよろしく、阿木、クルミ」
クルミは14歳だといっているのだが、身長が150を超えてないような気がする
また阿木は普通の高校生で年は俺と一緒って感じだ
一通りあいさつをすませたところで阿木が
「ここで立ってても仕方ないから昨日の続きから始めるか」
「うん」
といって通りのまだケーブルが巻かれてない木のところに行き阿木は登り始めた
「俺は何をすればいい?」
クルミがダンボールを指差していった
「あれを持ってこの先にある木に巻きつけて、あと大きな枝まで全部まくんだよ?」
「わかったよ、よしやるか!」
「頑張って」
「おぉ」
といってそこにあったダンボールををもちすぐそこにある木のところまで行きダンボールからケーブル先端らしきところを持ち木に登る
登るときにきおつけるのはケーブルについてる小さなランプを枝にぶつけて割らないこと
慎重に天辺まできたところで下から声がした
「うわ~すご~いもう天辺だ!はやいね」
クルミの声だった
「そんな速くないぞ、ケーブルもってるし」
クルミがそれを聞いて
「すごいすごい!ケーブルなかったらもっと速いんだ?あこがれちゃうな」
あこがれる?なんでだ?
「それでクルミはなにしてるんだ?木に登ってないし」
クルミはここから確認できるくらいにニッコリ笑って言った
「うちわね、歩いてる人が阿木君や春人君を見て立ち止まったり気にしてたら教えてあげる役目をもってるんだよ、『あの人たちは今、今年のクリスマスにみんなにあげるプレゼントをつくってるんだよ』っていったりしてるんだよ」
そっかクルミにはクルミの仕事があるのか
そんな会話をクルミとしながら俺は手際よく木にケーブルを巻きつけていき、下まで下りた
「よっと、しゅーりょー」
やっと1つ目の木を全部巻き終えたところで阿木を探してみると、もうさっきまで作業してた木を離れ違う木にとりかかっていた
俺は独り言のようにクルミにいった
「阿木のやつ速くないか?」
クルミが自慢げにいった
「あれでも3日目だけど上達は早いよね」
3日か~、それって出会って3日ってことか?クルミに聞いてみた
「お前と阿木って出会って3日ってことか?」
するとクルミは
「ちょっとちがうんだよね、阿木とであったのは4日前」
「そんな変わんないよね?」
クルミは首をふり真剣な顔で俺を見つめて言った
「うちから言うと、今までの日々はとても大切な1日で、欠けちゃいけないものなんだよ」
そうか、俺たちと同じだ、俺と夕菜との出会いから今にかけて消えていい日なんてないと一緒なんだ
・・・似てるな、俺と夕菜に
「そっか、クルミは阿木と過ごす時間の全てが欠けちゃいけないものなんだ」
クルミがうなずき言った
「春人君にもいるでしょ?そんな感じがする」
「え?」
クルミは気づいているみたいだった、
それならと色々話そうとしたときだった
「おなか減った~」
といって阿木を大声で呼び出した
阿木が木のに巻きつけ終えるなり急いでクルミと俺の場所までやってきた
「おなか減ったよ」
とクルミが言うと阿木がいった
「これからお昼にしますけど、春人はどうします?」
俺も食べる場所は決まってなかったから
「じゃぁご一緒させてもらっていいですか?」
「どうぞ、クルミも大歓迎ってかおしてるんで」
といって手に抱きついてるクルミを阿木はみた
「なら遠慮なく」
俺たちはこの前夕菜と来たに行くことになった(夕菜のことはいっさいはなしてません)
カフェの中は外とは大違いすごく暖かかった
そしてあることを思い出した自分の荷物だ、作業の邪魔なのでクルミに預けた
「クルミ、俺の渡したにもつ持ってるよな?」
少し心配だったが大丈夫だった
「あるよ、でもこれ何?」
クルミが興味津々だったが
「内緒だよ」
あまり夕菜のことは喋りたくなかった、嫌いとかじゃなくて、ややこしくなるからだ
クルミが
「うわ~春人君隠し事だ~」
すると阿木が
「こら、春人が困ってるだろ」
と阿木が落ち着かないクルミの頭をおさえて動きを止めるとクルミが「う~」と唸りだしたのでつい
「ぷはっ、おもしろいな2人とも」
「そうかなぁ~」
と阿木がいった、まぁどう思うかわ自分のかってなんだけど
そんな楽しい会話をしてのんびりしたお昼タイムだった
カフェでひと段落下した俺たちは気持ちを切り替えて、木にケーブルを巻きつける作業に集中した、クルミは下で呼びかけをし、阿木と俺は木にケーブルを巻きつけて過ごした
いつの間にだろう、だいぶ時間が経ってたみたいで4時半を伝える鐘が鳴るのに気づいて作業をやめた
「俺もう時間がきてるから、ここで切り上げます」
阿木とクルミは
「今日はお疲れ様、もしよければクリスマスまでの間にまた手伝いにきてよ」
「あぁ、できればまた来るよ、約束する」
「じゃぁまたこんどね、あとこれ」
紙袋を俺に渡すとクルミが手を振り見送ってくれた
2人と別れ俺はクルミから受け取った紙袋を手に近くの公園のトイレを借りてタキシードを着てその上からジャンパーを着た。
さすがにタキシードだと目立つし、寒いからだ
なんて考えてる間に
「おっとやべ!もうこんな時間」
気づけば4時50分だったので俺は走って駅まで戻った
★偶然はうれしいことなのか?
残酷なひと時の始まりなのか?
その答えはきっとこの先にある☆
駅には昨日のドレスの上からコートを羽織って昨日解散した大きな木の近くでまっていた
「お~い夕菜!」
こっちに向かってくる俺に気づいて手を振りながら
「遅いよ~!」
俺は夕菜の近くまでより息をきらせながらいった
「ごめん、さっきまで人手伝ってたもんで」
夕菜は疑うことはしなかった、むしろ笑って返してくれた
「まぁ時間にギリギリ間に合ったし許してあげる」
かなり上から目線だけどまぁ来るのが遅かったのは事実だし、しかたないか
「はいはい、それより速くホームまで行くぞ電車に乗り遅れたらめんどくさいから」
といって、夕菜の手をとり走って改札に向かった
電車にはギリギリまに合った、
「ふ~まに合った」
椅子に腰をかけてた
夕菜も隣に座った、
この座ったあとの沈黙、すごくいやだったけど話すことが思いつかなかった
結果として俺はこれからの話をした
「ねぇ夕菜」
俺に声に夕菜は答えた
「何?」
「俺さパーティーには何度も行ったことあるんだけど、いつも1人で行くから、パートナーがいるの始めてなんだ」
夕菜は
「じゃぁ私と行くのと1人で行くのどっちが楽しく過ごせると思う?」
「それはもちろん夕菜と行ったほうが絶対楽しいよ、これはこの間の2日間でわかった」
夕菜はニッコリしていった
「ありがとう」
この後の会話で色々なことをはなした、例えば今日の朝に阿木とクルミとあって駅前でしてたこと
とか、とにかく会話は途切れることがなかった、電車を降り港まで歩き大きな船の前までの間楽しいひとときを過ごした
目の前に船は大きかったいわゆる豪華キャプセンなのだろう
入口の前に立っている紳士服の男の人に招待状をみせた
「確かにかくにんしました、また中での食事はお金が必要がないためお荷物はこちらでお預かりさせてもらいます」
と言われたので荷物をわたし俺と夕菜は中に入った
中は洋風ですごくきれいなエントランス
「うわ~きれい」
「うん」
俺は何回か見たことがあったので驚かなかった
夕菜がそわそわしていた
「ねぁ最初は何するの?」
「まぁまってて」
俺がそう言ってまもなく
『え~こちら放送室』
放送がかかった
『今は6時ですので3時間の船旅です、どうぞ楽しんでいってください』
放送が終わるとき床が少しゆれ夕菜が少しバランスを崩した
「おっとと」
倒れそうになったところを手をつかんで体制を立て直させた
「助かったよ」
「どういたしまして」
マジかで見た夕菜のドレス姿は美しかった、それに香水の匂い
「きれいだよ」
「あ、ありがと」
夕菜は照れていた
「食事でもする?」
「うん、おなかへってたんだ」
とお腹をさすりながら夕菜が言った
「そっかか、ならここのレストランでも行くか?」
「うん」
俺は夕菜の手をとってレストランに向かった
レストランの中は外とはまったく違って薄暗くしてあり灯はランプがテーブルの上においてあるだけそんなテーブルがいくつもあるお洒落なレストランだった
「なんだかロマンチック」
「そうだね、薄暗いところとか」
言い終わると2人はメニューに目線をおとした
最初に決まったのは夕菜だった
「決まったよ、春人君は決まった?」
「あぁ決まったよ」
「じゃぁ私があなたの決めたものを私が当ててあげましょう」
そう言うと両手を俺にかざし「うう~」と唸り一呼吸すると
「あなたが頼もうとしてるのは“シェフの気まぐれデンジャラスパスタ”でしょ?」
「正解…」
いった夕菜本人が驚いていた
「すごい!自分が食べたいものが春人君と同じものだったなんて」
「確かにすごい、でさ食べたいもの決まったんだからさっさと頼まない?」
「それもそうだね」
といって夕菜が手をバタバタさせて定員を呼んだ
「ご注文はなんでしょうか?」
「シェフの気まぐれデンジャラスパスタ2つお願いしました」
定員がメモを取り終えると
「出来上がりしだいもってきますので」
と言って定員がこのばをさった
頼んでから15分後のこと定員がお皿を持ってきた
「おまたせしました、こちらになります」
大きなお皿にハート型をしたパスタの山
「あのこれで2人分ですか?」
「はい、そうです」
といい定員はこのばをさった
「食べよっか」
夕菜が言った
「うん」
味は美味しかったし食べ終えた後に残った皿にこう書いてあった『愛の味はいかかでしたか?』
これを見て夕菜はわらった
「私達カップルじゃないのにね」
「そうだよな」
一緒に過ごしているが彼氏彼女の関係ではなかった
「お腹もふくれたし店をでる?」
夕菜が俺に聞いてきた
「ああ、でるか」
と店を出たときに奇跡はおきた
ドン
店を出てすぐ人とぶつかった
「すみません」
反射てきにあやまった
「こちらこそぶつかってごめんね」
かえってきた声を聞いてふと顔をみた
「あ、香水売ってた」
「あ、あなたあのときのブラックカードの僕」
「そんな覚え方しないでくださいよ」
そう今そこにいる人は香水屋の定員だった
「なら名前は?」
「春人です」
「ほう、春人君か、うちはキョウカっていうんだ」
続けてキョウカさんがいった
「じゃ、隣にいる子は彼女?」
慌てていった
「いや、彼女じゃないんですよ」
「そうなの?じゃどういう関係?」
「えっと・・・」
不意に夕菜が
「私たちパーティーの単なるペアですよ」
笑って夕菜いってたか少し違和感があった
「そうか、なら春人君すこしダンスに付き合ってくれない」
俺はとまどった
「で、でも・・・・」
夕菜が震えた口調だったが
「わ、私、気持ち悪くなっちゃった、船酔いしたかも・・・だからどうぞ、じゃぁ春人君時間になったらエントランスで待ってるから」
こっちの答えもまたずに歩き出したし船酔いじゃ無理にひきとめたくなかったので
「じゃぁキョウカさん行きますか?」
「うん、いこうか」
俺とキョウカはダンスホールに向かった
ダンスホールはにぎやかでゆったりとした音色にのせダンスをペアで踊るみんなの中に俺ら2人もくわわった
俺とキョウカは息が完璧に合っていて周りの人も思わず踊るのをやめて俺とキョウカさんを見はいっていた、そのことは踊ってる俺もわかっていた、なぜなら俺たちを囲むように人が寄ってきていた
でも止めなかった見られることは恥ずかしくなかったし、今流れてる曲は全部踊っていたかったから
時間がたち曲が終わりをむかえた、キョウカさんも額から汗をながしていた、最後曲の終わりと俺たちの最後のポーズで拍手が巻き起こった
「お疲れのようですね、キョウカさん」
「春人君のほうもずいぶんと疲れてるみたいだけど?」
確かに疲れた、さっきの曲が思った以上に長かったためである
「ええ、もう足がガクガクいってます」
近くにあった柱にもたれて休憩した
キョウカさんがいきなり
「もう1曲踊る、それとも会いに行く?」
「なんのことですか?」
誤魔化したのだが無駄だった
「春人君のここは不器用なんだね」
と俺の左胸をつついた
俺はさらに誤魔化そうとした
「もう1曲踊ります?」
それをいい終えた後で右頬に激痛走った
パン
と大きな音を出してキョウカさんの手のひらが俺のほうを強打した
「逃げるなよ!あのこからさ!つれてこいこのホールまで、それで春人君と彼女が踊る姿をうちに見せてよ」
続けて
「何がなんでも連れてこい!2人の息が合わなくても笑わないから、うちにみせてよ!」
俺はその言葉を聞いて初めて認めた、確かにさっき夕菜から逃げた、なぜかは多分、キョウカさんに彼女か?ときかれて違うと答えたとき何かの罪悪感を感じたから夕菜から目をそむけたんだ、俺は馬鹿だな、べつにカップルじゃなくても今一番大切な人には代わりないんだよな
俺は決心した
「夕菜を見つけて連れてきて2人で踊ります」
キョウカさんはそれを聞いて
「必ずだぞ!」
「わかりました」
俺はダンスホールの扉を開き廊下にでた
走ってエントランスに戻ったがそこには夕菜らしき人が見つからなかった
俺はとっさの思いつきでこの辺にずっといそうな警備員の人に声をかけた
「あの、すみません」
「はい、なんでしょう」
「この辺で俺より背が小さい女の子みませんでした?」
警備員は「う~ん」考えこんで、閃いた顔をしていった
「その子なら多分この大きな階段を登って奥にあるドアから外に出たと思うよ」
「ありがとうございます!」
といい終えてすぐ走り階段を勢いよくのぼり奥に進みドアを勢いよくあけた
外はとてつもなく寒かった、本当にこんなところにいるのかな?
と辺りを見回したときだった一人の女の子の姿が見えた、間違いない夕菜だ!
俺は走って夕菜のもとに駆け寄った
夕菜は俺の姿を見て脅えたような声で
「近づかないで!」
俺は足をとめた
「どうして?」
夕菜は震えた口調で言った
「あなたが近くにいると可笑しくなりそうだから」
夕菜は一歩後ずさるが俺はかまわず近づいたときだった
俺の目の前を銀の光がかすめた
「うわっ」
夕菜の手には鎌、なるほどさっきのは鎌か
夕菜は言った
「それ以上近づくと斬るよ?」
斬るか、どうせ斬られるんだよな
「なら斬ってどうぞ」
「私が斬らないなんて思ったの?なら大間違いだよ」
といって鎌を構えた
俺は笑っていった
「別に斬られないなんて思ってないよ、ただ夕菜が俺を殺したいなら殺せばいい」
震えた口調で夕菜はいった
「いったな?ならお望みのままに今ここでお前の命をもらうよ」
「あぁ、どうぞ」
といってニッコリ笑った
夕菜は鎌を振り上げ俺の体めがけて刃が俺の体を切り裂こうとした手前で止まった
俺は死ぬ覚悟でその場にだからこのときは驚いた
夕菜が泣いていた
「で、できない、どう、して、いつもは簡単に殺せるのに」
「なら俺が手を貸してあげる」
といって夕菜の握った鎌手を添えて刃を首の辺りに持ってきて自分の首を切ろうとしたときだった
「やめて!」
その瞬間鎌が床に落とされた
「夕菜?」
「春人君を私は殺せない、どうしよう?まだ3日しか過ごしてないのに」
俺はいった
「最後の日は必ず俺を殺せ、俺はお前の彼氏に生き返ってもらいたいし、お前が本当に愛した人ともう一度生活してほしいいから」
夕菜は泣いた、声をあげて泣いた
それを見て俺は夕菜を追いかぶさるように抱きしめた
夕菜が泣き止んで落ち着きを取り戻したところで
「じゃぁ行こうか?」
「どこに?」
「ダンスホールだよ」
「私躍れな―」
俺は夕菜が言い終わる前に
「いいよ別に俺がリードするから」
「うん、私春人君を信用するよ?」
「ああ信用してくれ」
夕菜が話しを変えた
「なんで頬が赤いの?春人君」
俺は笑いながらこたえた
「さっきキョウカさんに夕菜から逃げるなって言われて殴られた」
「ふふ、かわいそうに」
本当にそう思ってるかはわからないが
「そろそろ行くぞ、じゃないとパーティーが終わっちゃう」
「そうだね」
といって俺と夕菜はダンスホールに向かった
ダンスホールの中に入ったときだった、キョウカさんが俺たちに気づくと
「じゃぁよろしくお願いします」
とオーケストラの人たちがホールに現れ他の人たちがはじに寄った
「どうぞ、お2人さん」
といってオーケストラにキューを出すと曲が始まった
俺と夕菜はあわてて腰に手をあて踊った
夕菜は踊れないといったわりにはつまずくことなく踊りきることができた
俺は夕菜に聞いてみた
「夕菜って踊れないんじゃなかったの?」
夕菜も不思議そうに
「うん、なんかね体が勝手に動いたんだ」
というの聞きつけたキョウカが
「それは多分春人君のリードがよかったんだよ」
といわれ続けて
「このさきもリードしてやるんだぞ」
と言われた
「でも俺たちは」
キョウカさんは呆れ顔で
「たとえカップルじゃなくともだ、春人君にとって夕菜さんは大切な人なんだろ?」
「はい」
キョウカさんは「よし」と言って俺の背中をたたいてどっかいってしまった
それと同時にパーティー終了の放送がはいった
俺たちは船をおりていつもの駅前まで戻ってきた
いつもの大きなきの近くで
「楽しかった?」
と夕菜に聞くと
「うん、春人君と踊れてよかった」
「そっかぁ」
といい話を変えた
「明日はここに9時集合でいい?」
「いいよ、明日はどこ行くの?」
俺はニコニコしながら
「明日は遊園地な」
「やった~!」
夕菜は喜んでいるところで
「じゃぁ今日はこのへんで解散としますか?」
といって家に帰ろうとしたとき
「まって!」
と夕菜に呼び止められ
「後ろむいてて」
といわれ黙って夕菜に背を向けた
するといきなり夕菜が後ろから抱きつく形になった
「ちょ、夕菜なにしてるの?」
が夕菜が
「動かないで」と言うのでしばらく静止してると
「できた~」
「なにが?」
夕菜がこっちにまわってきて俺の胸元に指差した
そこには青色のハートだった
「これ・・・」
夕菜は照れくさそうに
「もらって!これは昨日のお返し、ほら」
と夕菜が首にかかってるチェーンを少しひっぱり俺と同じ形のを見せてきた
「色が違うおそろいのやつ、今日買ったんだ」
俺はうれしかった
「ありがとう」
おれは夕菜に素直な気持ちをつたえた
「べつにいいよ、私なんて服とかかってもらってるし」
といって照れくさくなったのか
「もおぉ疲れたからじゃぁね!」
と俺に背を向けダッシュで俺の前から姿をけした
俺も明日があるし帰ってすぐ寝よう
どうでしたか?
たのしんでいただけましたか?




