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第14章
更に数を増す妖魔の軍団。
その時一匹の白い竜が戦場を横切った。
「ストラ!」
白い竜からルークが降り立ち
ストラのもとへ走り寄る。
「ルークか!」
再会を喜ぶ二人。
「どうやらブラストのネクロノミコンが
暴走して力に飲み込まれている
みたいなんだ。」
ルークの言葉にストラは頷く。
「やはりな。」
ルークとストラは百人の精鋭を引き連れ
敵陣へと乗り込んだ。
激しい戦いの中、ルークとストラは
ブラストのもとへたどり着いた。
「ブラスト!」
ルークとストラがブラストに呼び掛ける。
ブラストの姿は異様だった。
ネクロノミコンから伸びる妖しい光が
ブラストの右半身を包んでいた。