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モテない僕に友達が、取り合えず辺り構わず女性なら一度は、告白してみようかと言われる!

作者: 七瀬







僕は全く女性にモテない!

モテないだけならまだマシだが、僕は38歳というのに一度も女性と

付き合った事もないのだ!

正直、どうやったら女性と付き合えるのか僕には分からない。

普通に僕は女性と話をしたいのだが、いろいろと余計な事を言うのか?

女性が明らかに僕を嫌がってるのが分かる時がある!

まあ、話す内容が見つからない為に女性に最初にこんな事を訊いてしまう。



『“胸のサイズ、何カップ?”』

『・・・・・・』



女性はその言葉に、“ドン引き!”

会って5秒でする話ではないと分かったが、それ以上何を話せばいいのか?

でも、“モテる奴からすると? 僕みたいな男は典型的にモテない男らしい!”

出会って直ぐに、“女性の胸のサイズを聞く地点で最悪だと、、、。”

他にその女性を見て、褒めるところはなかったかと聞かれた。

“女性を見て、褒める?”

僕の頭にそんな考えは全くなかった。

褒められる事がない僕が、相手を褒めるなんて、、、?

そんな考えになる訳がない!

モテる奴って、よく相手を見てるんだなと僕は思った。



『“取り合えず、彼女が欲しいなら? 辺り構わず女性なら一度は、

告白してみたら?”』

『えぇ!?』

『誰でもいいんだよ! 一番話しやすいところからやってみれば!』

『“高齢の女性でもいいのか?”』

『“お前、熟女好きなのか?”』

『いや、違う!』

『まあいいよ、勇気をもって告白してみれば何かコツが掴めると思うしな!』

『“コツ?”』

『先ずは、女性慣れからだ!』

『・・・あぁ、ううん、』





・・・やっぱり、モテる奴の言う事は違うなと僕は思った。

僕は“モテ男”の言う通り、女性に片っ端から告白したんだ!

はじめは高齢の女性に告白すると? 僕はこんな事を女性から言われる。




『あらあら? こんなおばあちゃんに“告白”してくれるなんて!

亡くなったおじいちゃん以来だわ、ありがとう! 早くいい子探して

彼女ができるといいわねぇ~』

『・・・お、おばあちゃん、』

『私は随分と歳を取り過ぎたから、貴方みたいな若い男の子には釣り合わ

ないのよ。でも、とっても嬉しかったわ。』

『僕の方こそ、ありがとうおばあちゃん!』

『いいえ、どういたしまして。』






なんか、最初の告白は、、、?

ほのぼのとしたし、心がほっこりした告白になった。

でもこのままではいけないと想い、告白続行する!




『“僕は君が好きになったみたいだ!”』

『えぇ!? 今、会ったばかりなのに、、、。』

『出会って一目惚れしたんだよ。』

『そんなのないない! 一目惚れなんてあり得ないから!』

『本当なんだって! 僕は嘘はついてないよ。』

『あんまりしつこいと警察呼ぶわよ。』

『“ごめんなさい。”』






何度も何度も僕は若い女性を見つけては、“トライし続けたが、”

結果! 一度も上手くいかなかった。

それでも僕は諦める事無く! “1週間女性に告白し続けた結果!”

見事! “僕は初めての彼女がデキたんだ!”




僕はこの1週間、雨の日も心が挫けそうな時も、風が強い日も負けずに

告白し続けた結果! 

“初めての彼女をゲットする!”

彼女は僕の本当の部分を見て、付き合ってくれたと言った。



『本当は気が弱くて、メンタルも弱いし、ウジウジしてる感じの男の子が

よく頑張って! 1人でナンパしてるなって、感心したわ。』

『“よく僕の性格が分かるね?”』

『だって! 見たまんまだし。』

『・・・あぁ、そっか。』




彼女が言うには、“僕は女慣れしていないらしい。”

それも見たまんま。



・・・後、付け加えてい言うなら、、、?


『浮気しなさそう。』



まあ、そうなのかもしれない!

だって、女性と付き合うのは初めてだから、浮気の概念が僕にはない

んだと思う!

本当にスキなら、浮気なんてする必要がないよね。

僕もそう思うよ。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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