第96話 明日の予定は
主人公は、今日の反省を少ししたようです。
今日の魔素だまり巡りは、得るモノが多かったが危ない場面も多かった。
なので、今後は安全に強くなる。
そうしたい処だけど、今の俺の強さでは無理なんだろうな。
まあ、焦らずゆっくり強くなって行けばいい状況になれば良いんだけど、戦争から逃げるのにも力が必要みたいだし。
まあ、今すべき事をしておくしかないと、次すべき事を思い出す。
生産かな。
革鎧は、今日だけでボロボロになった。
だから、新しくつくるべきだ。
後は、薬も結構消費したから造っておくべきかな。
そう、寝る前に生産をする事にして、まずは革鎧から。
もう眠いし、終わったら寝るだけだから、手作業無しで消費MPが多くなる『スキルに全てお任せ』で行こうか。
形は、前と同じ軽装で良いだろう。
ランクの高い魔物の皮の方が多分丈夫だろうしと、ビックネイルベアの毛皮を裁縫スキルで鞣し、裁断する。
糸は、ミスリルを糸に加工した聖銀糸でも、蜘蛛系の魔物の糸線内の液体を裁縫用の蜘蛛の糸に加工するのでもいい。
蜘蛛の糸の原料がイッパイあるから、それで行くか。
ざっと、原料から裁縫用に100メートル作成する。
火に強く丈夫になる様に裁縫スキルとMPを使って加工だ。
型通りに切ってある革を、スキルで縫い合わせ、スキルにより作られた接着剤で固める。
なんて言うか、手作業がバカバカしくなる簡単さだ。
ああ。
今日手に入れたローパーの蔓が、良い食物繊維で、インナーの生地とか、鎧の隙間を埋める用の生地にすると、弱い魔物の牙とかなら防げるんだ。
ならば、とローパーの蔓をスキルで加工し、上下のインナーを3着、軽装革鎧の首や関節部分等様に生地を造り、張り付けて縫い付けておく。
はあ。
本来なら糸の原料を採取し、糸を紡ぎ、織機で降り、裁断し縫い合わせるとかなんだけど、楽だよな。
機械技術は発展しなさそうだけど、魔機工学とかが魔力を使った機械とかを造れるスキルだし、機械がない訳じゃなさそうなんだよな。
まあ、いいか。
次は薬。
今日消費したのが魔生薬の魔回薬と魔法薬のMP回復薬とエリクサーだから、その製造をしたいのだけど。
本当なら、昇華の宝玉を使ってスキルのランクを上げ、もうワンランク上が造れる様になりたいが、まあそれは後か。
魔力草10単位と、魔石Eを10個で、ゴリゴリと中級魔回薬(優)を30個。
魔力草10単位と、魔石Fを10個と、MPとスキルで造った魔力水で、下級MP回復薬(優)を10個。
万能草10単位と、魔石Eを10個と、MPとスキルで造った魔力水で、下級エリクサー(優)10個を作成。
と、とりあえず、前回魔石不足で造れなかった分と、使った分の補充で、この程度でいいだろう。
ランクが低い薬だから、造っても無駄になるかなとも思ったけど、人にあげたり売ったりする事を考えると、このランクの物になるだろう。
だから、もっと造っておこうかなと思ったんだけど。
眠いし、疲れているし、手間がかかるし、MPはそれなりに減るし、もっとちゃんと時間をとって製造しないと駄目だろうな。
後は、明日から何をするか、か。
買い物と奴隷探しか。
ん。
ひょっとして、奴隷を選ぶ時に鑑定はあった方が良いのだろうか。
天級にならないと、相手に鑑定したことがバレルけど、戦闘力のありそうな人材を探すには必要だ。
あ~、やっちゃったかな。
そう思いつつ鑑定スキルに確認すると、第三者を詳細に鑑定するには特級になる必要があるとの事。
今、中級の鑑定を特級にするには、2つ昇華の宝玉が必要だし、駄目か。
雇う奴隷についてイチかバチかになるけど、しょうがないと諦める事に。
明日の買い物と人材確保が終われば移動して、また狩りだし、どこへ移動するかも考えておかないと駄目かな。
そんな事も考え始めると、今日は戦いに明け暮れた所為か、睡魔が襲って来て今日も眠りについた。
主人公は、明日の予定を考えた様です。
結果、鑑定スキルを特級以上にすれば良かったと思ったようですが、既に昇華の宝玉を使った後。
まあ、何とかするのでしょう。




