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第87話 実戦での問題点

 主人公は、これから主たる武器として使う事になりそうな風弾の事前強化と確認を行いました。

 後は、実戦で使い勝手を試すようです。

 風魔法の最低限の確認と調整は終わった。 


 後は、弱めの魔物で試しながら、実戦で使える力かどうか試し、使える様になろう。


 そう考えたので、魔素だまりに向かう途中に、ゴブリンの9匹群れに風弾をマルチロック・自動追尾で撃ってみる。


 うん。マルチロックオンは、一瞬で9匹全ての急所をターゲットにしたし、いい感じであっという間に全滅だ。


 これを自分に打たれると思うと怖いけどね。


 まあ、風の護りや、耐久や精神と言ったステータスである程度は防げるんだろうけど。


 そろそろ魔素だまりに近づいたので、スキルスロットに装備するスキルを決める。


 と言っても、装備中のスキルが15個で、装備待機状態のスキルは15個しかないから全部装備しても1つスロットがあまる。


 持っているスキルが多すぎる事から転生者と怪しまれない様に、スキルスロット取得待機状態のまま、取得しないでいるスキルが6つあったので、その中から中級商業学を選ぶ。


 これがあれば、買い物の時の交渉で有利になる筈、と言うか相手の商人は持っているスキルだろうから、買い物や売却時に不利になり辛くなるスキルかな。


 下級を持っていれば、スキルに頼めば計算はしてくれるし、交渉が上手くなると言うから、一方的に不利な情報で安く売らされたり、高く買わされたりし辛くなる筈。


 中級だと、物の価値がある程度分かるらしい。

 

 ただ、上級にならないと時価は分からないらしいから、まあ、あくまで目安かな。


 そう言えば、この都市から出る時に色々と買い物をする予定だし、今取得で丁度良いのか。


 中級商業学スキルだと、器用、知力、精神ステータスが20上がるから、魔法の威力を多少は上げてくれるだろうし。


 しかし、時間が取れる様になったら、修行してスキルスロットの方に取得できるスキルも増やさないとな。


 恩恵:百能は、基本隠さなければならない力だから。


 でも今は、昇華の宝玉の取得を優先だ。



 31個のスキルをスキルスロットに装備し、一昨日から来ている魔素だまりに。


 今日は、出来るだけ移動中の戦闘は避ける事にした。


 戦利品に肉をと思っても、格納箱の空きが少なくそれ程入らないし。


 魔法の袋の容量はかなり空いているんだけど、あれは入れられる物の大きさが袋の大きさを限度とするので、材木とかは何とか入るけど、大き目の肉だと入らないんだよね。


 後は、もしもの時の退路を確保する為、通り道の魔物だけでも倒そうかなと思ったんだけど、倒しておいても湧くかもしれないし、と弱い魔物は無視する事に。


 でも、高速で移動している俺に追いつける魔物は、移動や強い敵から逃げるのに邪魔になりそうだから倒そう、と不測の事態が起こらない為に最低限倒す魔物も決めておく。


 この辺に居るのだと、ビッグドラゴンフライ(大トンボ)位だけど。



 昨日も来た魔素だまり巡りの起点となる魔素だまりにいる魔物は、ホーンタイガー。


 まずは、格納箱から貴重品の入ったコンテナを取り出し、その中に置いてある昇華の宝玉を手にする。


 「うん。今日で手に入る筈だから」とワザと口にし、使用。


 戦利品向上スキルを向上させる。


 これで特級だ。


 スキルに聞いてみると、宝箱について約56倍の取得率になり、戦利品の品質も微妙にさらに上がると。


 よし。戦闘準備は完了かな。


 そう言えば、と此処で探索だけでなく、風探知も使ってみる事に。


 あれ、ホーンタイガーの気配が戦闘態勢になった。


 ……。


 よし。スキル知識源泉に聞いてみるか。


 探索は、一定範囲を感知用の魔力を満たし、感知するスキル。


 その魔力に攻撃性は無いし魔素に紛れてしまう為、それを感知出来るモノは少なく、あまり敵対行為だと思う存在は居ないそうだ。


 しかし風探知は、レーダーの様に一定の間隔で感知用の魔力波を放ち、その感知用の魔力が返してきた情報を読み取る方式。


 その感知用の魔力波は、相手にぶつけている訳で、そこまで感知できる存在には敵対行為と思われることが多いそうだ。


 ……、使えないと言うか、相手に感知され難くとイメージによる変更とかしておくべきなのか。


 消費MP増えそうだけど。


 はあ。


 細かくて面倒だけど、Bランクの魔物とかに使わなくて良かった。


 そう確認し、既に戦闘態勢のホーンタイガーに向かう。


 魔素だまりの近くでウロウロしている奴を視界にとらえ、風弾を12発発生させマルチロックオンをすると、攻撃箇所が体中に拡散したので、頭部に集中とイメージすると、頭部のみが攻撃目標に。


 こちらの攻撃の意図を感じてこちらに走り出すホーンタイガーに打ち込む。


 奴は避けようとするが、全ては避けきれず数発を頭部に受けるが、軽く血を流している程度。


 やっぱり、威力不足だったか。


 開いてあった風魔法メニューの風弾の仕様変更メニューの中の消費MPを4から8に上げて狙いをと思ったが、仕様変更中に接近されてしまったので躊躇なく16に数値変更。


 イメージによる変更は素早く出来るが、消費MPが気付かないうちに膨大になっている事もあるからMP不足で意識を失うとかありそうで怖い。


 だけどメニューからの変更は、細かく指定できるが手間がかかり戦闘中にするとこうなるのか。


 一長一短と言えば聞こえがいいが、どっちも戦闘中にするには問題が多いんだよ。


 イメージによる魔法の変更の場合も、画面の隅にでも消費MP表示しろ。


 と、少しこの世界の理に切れながら、飛び掛かってくるホーンタイガーを避け、格納箱から鋼鉄の槍を出しながら、振り向いた奴の頭部に強化した風弾4発撃ち込むと、頭部を切り裂かれて倒れ込む。


 と言うか、襲われるまで武器すら装備していなかったよ。


 槍でも持っていて牽制すれば、奴も少しは警戒して襲い掛かってくるのを躊躇しただろうに。


 一つの事に集中すると、駄目だな。


 後は、戦闘中にメニューでの変更は隙を作り過ぎるので駄目だな。


 は~。


 攻撃方法を入力するまで敵が待ってくれるターン性ゲームの様な仕様の方が楽なんだけど、そうは行かないよな。


 現実だし。


 リアルタイムのオンライゲームもやってはいたし、この世界でも散々狩りはしていたんだけど。


 ああ。


 この世界での狩りはスキルが一個も無い状態での狩りが殆どだから参考にならないか。


 まあ、戦闘時におけるスキルの無駄のない効果的な使い方については慣れていくしかないか。

 現実での戦いは、ターン性のゲームの様には行かない様です。

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