第81話 魔素だまり巡り
主人公は、ウッドゴーレムの核を手に入れて浮かれている様です。
既に下級人形作成魔法スキルを百能スロットの方に装備しているので、今すぐにでもウッドゴーレムなら造れるのですが。
一度離れた魔素だまりに湧いたウッドゴーレムを倒し、ウッドゴーレムの核を手に入れて、次の魔素だまりに向かう。
今日の目的は宝箱で、特に昇華の宝玉が欲しいのだから、ウッドゴーレムの核を手に入れて浮かれている場合じゃないし。
でも、馬車用のゴーレムが欲しい俺には嬉しい戦利品だ。
ゴーレムは、ウッド(木製)、マッド(泥・土製)、ブロンズ(銅製)、ストーン(石・岩製)、アイアン(鉄製)、ミスリル、アダマンタイト、オリハルコンと言う順番で強くなる。
でも、それだけでなく素材や作成者によって、強さは結構変わる。
例えばウッドゴーレムなら、素材にただの木を使うか、木の魔物の素材で丈夫なキラープラントやトレントの材木を使うのでは、強さのランクが1から3程度違ってくる。
まあ、俺の人形作成魔法スキルが下級だから、現状強力なゴーレムを造る事は期待できないんだけど。
でも、そう言うモノが造れる様になったのは嬉しいかな。
そう浮かれていた気持ちを切り替えて、魔素だまりの魔物を狩る事に集中する。
しかし、Bランク以上だと思う魔物が居る魔素だまりは避けるから、効率は悪い。
また、魔素だまりにいる魔物は魔素だまりから離れる事は少ないと先生に聞いているが、それは絶対ではなく、強くて好戦的な魔物なら離れた場所にでも襲いに来るとの情報も教わっている。
なので、慎重に強めの魔物の居る魔素だまりは大きく避けているから、その分効率は悪くなるし。
それでも、上がっているステータスと身体強化により高速で移動し次々に魔力だまりに居る魔物を襲って行く。
オーガは、巨大な鬼タイプの魔物。
なので、Cランクにしては動きが遅く火弾6発を撃ち込むと全てが頭部に命中し、頭部が吹き飛んで戦利品に。
上位種は、動きが速くなるらしいから、まあ、注意なんだけど。
その後は、魔素が湧いている地点近くの薬草類を採取し、5分以内に魔物が湧く様なら、それを2匹迄倒して移動を繰り返す。
次の魔素だまりに居たワーウルフは、人と狼の姿をした魔物。
本来なら全身のばねを利用した高速戦闘が得意らしいが、俺の方がスピードで上回っている以上、カモだった。
火弾を6発撃ち込み、それを必死によけて体勢が崩れた処へミスリルの槍を頭部に打ち込んで終わり。
その後、ビッグネイルベア、キラーネイルベアを倒した処で宝箱発生。
その中身は、大銀貨2枚、銀貨10枚、大銅貨50枚。中級エリクサー(良)1個、昇華の宝玉1個、スキル待機の宝玉1個。ミスリルのインゴット1個だ。
これで、今日の目的は一つ達成だが、その後も魔素だまり巡りを続ける。
その後も、ホーンタイガー、ホーンライオン、キラーファングウルフとファングウルフ8匹と4本足の獣が魔物化したモノが続く。
幸い、火弾1~12発程度を誘導しながら撃ち込むと、避けきれずに命中し急所を破壊出来たので楽勝。
まあ、だからCランク以下の魔物だけを倒しているのだけど。
次は、ハイオーク7匹。
オーク系はブタかイノシシが人の様に二本足で立っているタイプの魔物。
この世界では、二本足のブタの様な容姿のEランクの魔物。
武器も鉄製の武器を装備して持っている。
防具は装備していたり、服程度を着て居たり、革鎧程度のを着ていたり。
ハイオークはその上位種でDランクだ。
その姿を見た処、鋼鉄製の武器や盾に、魔獣の革鎧か鋼鉄製のプレートメイルを装備か
火弾を7発発生させ、一匹に一発ずつ打ち込んでみたが、それで勝負が付いた。
そこで、また宝箱が発生。
Cランクの魔物で発生してくれた方が中身は良くなるけど、ぜいたくは敵か。
銀貨10枚、大銅貨50枚、銅貨100枚、下級エリクサー(良)3個、昇華の宝玉1個、鋼鉄の槌(匠)硬質化)1個、魔法の袋(小)だ。
今回宝箱に入っていたバックタイプの魔法の袋(小)は助かるか。
昇華の宝玉もそうだけど。
新品の銅貨なんかも、通貨として使うより、鍛冶スキルの錬成により作成できるフライパンとか鍋とかに使う金属として使えるかも。
新品の銀貨は、食器とかかな。
そう考えて、別取りしておく。
その後は、キラーネイルベア、ホーンタイガー、グラトニーポイズンスネーク、トレント、オーガ、オーガと倒したが、残念ながら宝箱は発生しなかった。
まあ、ざっと発生確率を計算してみた処、これでも運が良い方だとおもう。
後、怖いと思ったのは、ホーンタイガーを倒した後、魔素だまりの薬草類を取っていた処、ゴブリンキングとゴブリンクイーンがつがいで発生した事。
直ぐに倒したが、あれを放置していると、2匹が子をつくり気が付けば強大な軍団になったりするんじゃないかって。
でも、魔素から発生する魔物だから、そんな事も無いのだろうか。
母や先生なら知っていたのかもしれないが、もう聞けないし、スキル知識源泉もスキルに関連する事以外は教えてくれないからな。
まあ、冒険者ギルドで聞いてみると言う方法もあるけど『何で?』とか聞かれそうだし。
随分森の奥まで来てしまったので、慎重に強い魔物に近づかない様にしながら、都市へと帰ることにした。
魔素だまりを巡りながら、多くの魔物を倒したようです。
結果、宝箱を幾つか手に入れられ、そこから良いモノも手に入れられた。
今日は、良い日なのかな。




