第22話 この世界の通貨
主人公は、今後の為に百能スロットとスキルスロットについて確認したり、スキルに付いて確認したりしています。
でも、得た力が多く整理しきれない様で。
スキル知識源泉に各スキルの事を教わりながら移動を続けていると、今日泊まる予定の村が見えて来た。
立派なコンクリート製に見える城壁にある門を守っている門番に、自分のステータスウィンドウを他人でも見える可視化モードで見せ、村の中に入る。
やっぱり俺の住んでいた村より城壁はちゃんとしているし、門番たちの装備も良いし人数も多い。
中に入ると、粗末な木造の家は少なく、石造りやコンクリート造りに見える家々と立派な畑が。
まあ、領都に近い分、発展しやすいと言うのもあるだろうから、あの村の連中が怠けていたからここまで発展度合いが違うんだとは言い切れないか。
ちなみにこの世界では、おおよそだけど人口が千人までが村、一万人までが町、一万人を超えると都市と呼ぶらしい。
ここは村だから人口は1000人以下と言う事になるのだが、ちゃんと宿屋はあった筈。
母と領都に修行に言っていた時を思い出しながら、昔泊った宿に向かい宿を取る事が出来た。
1人部屋をとったので、食事つきで2千GAZU。
人族のおばさん3人が経営している食堂兼宿かな。
その食堂で食事をし、早々に部屋に戻る。
ちなみに、この世界の通貨の単位はGAZU。
戦利品として出て来る宝箱の中に必ずある硬貨で、世界共通らしい。
他の、24時間とか1メートルとかの様々な単位は前世と同じなのに通貨は別らしい。
まあ、1年は12か月と360日で、一月は30日しかないと言った細かい違いもあるけど。
で、前世の記憶と照らし合わせると、1GAZUが1円と言う事も1000円と言う事も無いので、多分10円位なのだろう。
勿論、この世界では貴重そうな物を基準にすると、全然価値は違ってきそうだけどね。
ちなみに、小さめの銅貨が1GAZU、大き目の大銅貨が10GAZU。
小さ目の銀貨が100GAZU、大き目の大銀貨が1000GAZU。
ミスリル貨が1万GAZU。
後は、硬硬貨とも呼ばれるアダマンタイト貨が10万GAZU.
神硬貨とも呼ばれるオリハルコン貨が100万GAZU。
神硬貨一枚で約一千万円相当か。
金属の価値だけではなく、綺麗な彫刻が施されていての価値らしいが、ミスリル、アダマンタイト、オリハルコンと言った異世界の貴重な金属は高そうだ。
で、今の俺の所持金は、母の残してくれた遺産や俺が魔物を狩って貯めてあった123400GAZUだったので泊まれたが、早晩資金が底をつくだろう。
なので、当然稼がないと駄目だ。
だけど、それ程危機感はないかな。
だって、強くなった今の俺なら、魔物を狩り、その戦利品を売るだけでも生活は出来る筈。
それは、この世界では冒険者と呼ばれている職業なんだけど。
とりあえず、その職業で稼ぐ事にしよう。
主人公は、この世界の冒険者と言う職業に就くようです。




