表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

21/170

第21話 この世界の鑑定とスキルスロットと百能スロット

 恩恵:百能に何を装備すべきか。

 それを考え続けています。

 恩恵の百能スロットにスキルを装備した方が、スキルスロットにスキルを装備するより、持っているスキルが他人にバレ難い。


 その理由だけど。


 この異世界にも鑑定スキルはある。


 他のスキルと同様に、下級から天級まである。


 他にも、鑑定結果の違いとして鑑定不可、簡易鑑定、鑑定、詳細鑑定、解析鑑定と言う違いもある。


 鑑定不可だと、更に名前だけ分かるパターンと名前すら分からないパターンもあるが、まあ良いだろう。


 そして、その様に鑑定の結果に違いが出る原因の一つとして鑑定の難易度があり、自分及び自分の所有物。


 パーティメンバー及びそれらの所有物。


 第三者及び物。


 敵対するモノ。


 戦闘中のモノで、難易度が変わる。


 例えば、上級鑑定スキルだと、戦闘中の者だと鑑定不可になり、対象の名称だけが。


 敵対中の者だと簡易鑑定になり、対象の名称と状態(物の場合は所有者)だけが。


 第三者だと、相手の名称、レベル、年齢、状態(物の場合は所有者)、装備スキル(ランク表記無し)、装備品(簡易な名称のみ)が。


 パーティメンバーだと、詳細鑑定になり、名前、レベル、年齢、状態(物の場合、3つ前までの所有者)、称号、パーティメンバー、装備スキル(ランク表記有り)、装備待機スキル(ランク表記有り)、装備品及びその詳細、契約、ステータスが。


 自分になると、解析鑑定となり、本人にしか見えない筈のログとか、鑑定結果に表示されているモノについて、更に詳細に鑑定が出来る。


 この前提の上、持っているスキルを隠したいと検討すると、鑑定相当でスキルのランク不明で装備スキルが鑑定結果として表示される。


 詳細鑑定で、スキルのランクと装備待機スキルも鑑定結果として表示される。


 これに対し恩恵:百能の場合は、解析鑑定で称号欄にある恩恵:百能を解析し、その力の内容が解析され表示された時に、百能スロットに装備してあるスキルが読み取られる。


 ここまで言えば、隠したいスキルをどれにセットしておくべきかは、はっきりするだろう。


 つまり、俺に悪意を持った人(敵対中の者)又は第三者が、上級鑑定スキルで俺を鑑定した場合、簡易鑑定か通常鑑定になり、恩恵の中身である百能スロットに装備したスキルまでは見られないからだ。


 まあ、特級鑑定持ちのパーティメンバーが解析鑑定した結果を他人に話してしまうケースや、天級鑑定を持っている人に見られるケースとかはあるんだろうけどね。


 でも、最低限と言う事で、この程度の注意はしておくべきだろう。


 なので、隠すべきだなと言うスキルは、例えスキルスロットの方の取得出来るとしても、百能の方に装備した方が良い、となる訳だ。


 と言う事で、まず百能スロットの方でしか取得出来ない聖魔法、契約作成、話術スキルを百能スロットの方で取得し装備する事にする。


 他には、スキルスロットに装備出来るスキルでも鑑定で簡単にみられない様にすべきスキルは、百能の方で取得すべき。


 と言う事で、スキル知識源泉にまず取得待機中のスキルを改めて教わると、中級漁業、中級動物学、中級操船、中級水泳、中級商業学、下級斧技、下級強打だそうだ。


 どれも、隠すべき力ではないか。


 残りはスキルスロットに装備中及び装備待機中のスキルで、百能の方に移動した方が良いスキルか。


 そう考え確認すると、中級戦利品向上、上級偽装、上級魔力操作、上級薬草学、中級魔法薬学、中級身体強化、中級察知、上級探索、上級剣技、上級槍技、下級受け流し、中級鑑定、中級火魔法、中級土魔法、中級回復魔法、中級生活魔法、上級旅脚、下級水魔法、下級風魔法、下級魔力魔法、下級料理、下級裁縫、下級木工、下級採掘、下級鍛冶、上級精神異常耐性、中級物理耐性、中級体術、上級農業、上級林業、上級狩人、下級盾技、下級毒生成,下級罠解除だ。


 と言うか、既にスキルを持ちすぎかもしれない。


 百能の方にスキルを移動させ空いたスキルスロットにスキルを装備するのは止めておくべきかもな。


 改めて、スキル知識源泉に各スキルの事を教わっていると、今日泊まる予定の村が見えて来た。

 百能スロットに装備すべきスキルは、何か。

 もう少し時間が掛かりそうです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ