救世主
幼い文章ですいません。ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです。
急いで後ろを振り向くと、4人ほどの男達がこちら側に向かって立っていた。技を使ってきた男が俺の方に来ると、
「大丈夫か?この群れの中よく耐えたな。こいつらはジェボダン。本来は家畜を夜間に襲う厄介者だ。
今はもうすぐ夜が明けるから自分たちの縄張りに帰ってきたのだろう。恐らく帰る途中に貴様にあって縄張りを荒らす敵と思い攻撃してきた。よかったな、たまたま立ち会った俺たちがいて!お前さんこのままだとこいつらの腹の中だったぞ。家畜を襲うといっても、基本雑食らしいからな。」
俺は涙目になりながら
「本当に助けていただきありがとうございます。俺ほんとに死んだらマジでどうしようかと。こいつらってちょっとずつ噛み砕いて食ってく系のやつですよね?こんな痛い死に方なんかしたら俺何のためにここにきたんだってなっちゃいますよね。」
俺はしばらく泣き叫びながらこの人たちに、いや、この方達に深く感謝していた。
あれから約30分後、俺はこの方達にこの森のことや自分たちのことについて歩きながら説明してもらっていた。この方達冒険者という役職に就いているということだそうだ。冒険者にはそれぞれのクラスやスキルなどがあり、この世界ではかなり重要な役割のようだ。そのため家畜を荒らす魔獣や犯罪者を捕まえたり倒したりするそうでその帰りというわけだった。そしてこの森は迷宮の如く広く一度入ったら冒険者クラスでも出られるか分からないくらい広いそう。なのでこうやって見つけてもらえた俺は宝くじ当たるくらい運が良かったということだ。内心やっと異世界らしくなってホットしつつ喜びと緊張が心の中で責め合っていた。そして自分達は今どこに向かってるかというとここの森から1番近い街に向かっているところだ。道中かなり道が複雑で転んだ回数が指の数以上ということでジェボダン襲撃より傷ついていたためかなり心配されていた。
さらに進んでくとやがて建造物らしいでかい何かが見えてきた。もっと進んでくと、やがて要塞らしい壁がはっきり見えるくらいの距離まで来ていた。まさに鉄壁の守りという感じの壁だった。だんだん整備されている道を歩いてくと受付のような場所も見えてきた。待ってました。やっとここまで来れたよ。ママ。俺は内心笑いつつ顔に出さないように我慢していた。ここから始まると!期待を膨らませながら受付のほうに恩人達と一緒に向かっていた。
こんな話を読んでくださりありがとうございます♪
できれば感想など書いてくれたら泣いて喜びます。