表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

03

いつの間にか、公園の外の道路にトラックが停まっていた。灰色で個性のない中型トラックだった。後ろの扉が開き、中から担架を持った黒ずくめの男ふたりが出てきてこちらにやってきた。


「大事な身体だから、そっと運べよ」


「はい」


二人の男はサラに近づくとその亡骸を掴み、コノエから引き離そうとした。


「いや!サラちゃんは私の!」


コノエはサラを抱きかかえ、首を横に振りながら泣き叫ぶ。二人の男はそれを、奇妙なものを見るような目で見下ろした。


「何やってるんだ?早くしないと鮮度が落ちるだろ」


男はコノエをサラから強引に引き離し、そっと担架に乗せた。そして大事そうにトラックへと運んで行った。コノエは地面に座り込み、サラが連れて行かれるのをただ観ることしか出来なかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ