8/127
映る絵清らーパングラム⑧
パングラム⑦の答えーいかうに
伊賀海栗さまでした!
代表作「無人島へ追放された悪役令嬢はモフモフに囲まれ悠々自適な生活を送る」
丁寧に書かれた文章で、私にはとても読みやすいです。
また「アパレル店員がバーテンダーにひたすら愚痴るだけの話」のほうは、あの時私にもこんなバーテンダーさんがいてくれたらもうちょっと頑張れたかも、と思わせてくれる素敵なお話。
それまでは作ってみようなどと思わなかったパングラムを、もしかしてできるかもと陸を引き摺りこんだ作家さまがおられます。
今回はその先生さまのお出まし。
パングラム⑧
○○○○○○
へんけすひかりとやみ
わをはなさぬちあふれ
そのむねせにうつるえきよら
めておほしもゆ
変化す光と闇
和を離さぬ智溢れ
その胸背に映る絵清ら
メテオ星燃ゆ
暗い夜空に流星が燃え上がり、白く真っ直ぐ、ぴーっと線を引く潔いイメージです。
落ち着いていらして、理知的なのに仲間の和も乱さない。
達筆の書道家の筆の動きを見ているようなコントラスト。
胸と背の両面があるというだけで、背中に怪しい絵を背負ってるって意味ではないです!