触れぬ念分け集めーパングラム75
前回パングラム74の答えーあんま アンマンマンさまでしたー!
パングラム及び地の文(?)で語っているのは「昔と今の物語」、その他ジャンルの力作です。
「なろうラジオ大賞参加作品」シリーズも、読みやすく黒い笑いをニヤっとしたり、どどんと落ち込んだり、いろいろ揃っています。
「アロサウルス、ティラノサウルス、ドラゴン、え!?」ではお馴染みの魔物たちと人間の立場が、あれ?って。
そして、たった今、英国再度ロックダウンが発表された陸の心境からいきますと、「文学少女は今日も引きこもる。」がぴったりです。10冊文庫本を発注したとこですし、書斎はなくとも「なろう」があるさ。
さてさて、もう松もとれてしまうのでしょうか。
こちらはコロナ自宅待機中で、今のところ旧年12月17日から1月末日まで仕事に行かないという異常事態です。こんな長い冬休みは初めてー!
そのくせ執筆が進まないのはどうしてなんでしょう。
今日ご紹介するのは、私が必死で書いた作品にとても優しいご感想をくださったご縁です。
どうやってもお名前が題として独立できませんでした。
伏せ字はなしで、46文字全体でどなたか当ててくださいませ。
ひるさくはなや
そこらしゆうにたまちり
ふれぬねんわけあつめて
よきおもいをとろ
ほのかえむすへみせ
昼咲く花や
そこら中に玉散り
触れぬ念分け集めて
良き想いを吐露
仄か笑む術見せ
昼に咲くお花のようなお方。
「そこら中に」玉が散っている
心に触れた念を分けて集めて
いい想いを吐露表現し
仄かな笑みを人に与える術を見せてくださる
昼に咲くOenothera、ピンク色が思い浮かびます。
夕方咲くのは暗い中にもっと目立つ色。
「そこら中に」は詩作品名です。
私は透明さばかり感じて悲しさはあまり感じなかったのですが、初見で感想を差し上げていなかったようで、ごめんなさい。
散っているのは玉ではないのですが、直喩できらきらとした玉のイメージになっています。
感受性の鋭い方だと思います。心にいろいろ感じていらっしゃる。
私には「鋭さを秘めた優しさ」のように見えています。
あの花の光沢ある花弁のように。
これからお作を拝読していくうちに、次から次へと違ったページが開かれていくのかもしれません。
それもまた、なろうの楽しみですよね!




