私のお話
初投稿な訳ですね、はい。テストを兼ねてということで短いのですが、まあ気が向いたら読んでいっていただければ幸いです。
なんだか不思議な言葉を話している一組の男女。真っ白な肌に、碧眼、赤髪。ええ、きっとここは日本ではないのでしょう。もしお二人が日本人なのだとしたら、そうね、不良なんて赤ん坊のように見えるのでは。
問題はこの状況。手も足も自由には動きそうにはありません。人体実験でもされてしまうのかしら。
…常識的に考えると、気でも失ってたのかしら。んー、現状がわからない。とりあえずお礼を。
「うぁー。ぁー。」
えっ!?thank youも発音できないほど、私は英語に弱かったでしょうか。
それを見てニッコリ微笑む彼ら。…このカメラワークって、つまり…?
私は赤ちゃんになってしまったよう。なんだか、少し頭が痛い。ところでいつ私は死んだんだろう…まぁ、いいか。ふふん、私は気づいてしまったから。つまりは、そう。これはきっと異世界転生!!!
とってもテンションの上がってる、推定あかちゃんな私は、齢15にして、全力で中二病を絶賛爆走中でありました。それが私のこの高テンションの理由でありまするん。
私の好物?そりゃあ、剣とか魔法とか、お、王子様とか…笑わないでくださいよ!人が何を好きになったって勝手でありましょうが!!!
まあ、そんなこんなで、ちょっと拗らしてたのです、厨二病。ちょっとだけ…
そんな時に、少々大きな壁にぶち当たったというか、なんというか。
しかし、思い返せばここまで、なんとも素晴らしき、人生を歩んだものです。
容姿端麗とは正しく、自分のことであると自覚をしてました。ナンパされることも、あ、ありましたよ…?博学英才を具現化したような存在で、勉学には励んでおりました。運動はからっきしでしたね。友達も、恋人だって…。
残してきた人には悪いですけれど、「さよなら世界。」とだけ呟き、15年の前の人生を振り切り、新しい人生を歩むことを今決意しました。だって、ウジウジ考えてたら楽しめないではないですか!
そして、私は神様の采配か、それとも日頃の行いの良さを神様が見てて下さったのかは不明ですけれど、転生の権利を得たようです。なんでわかるのかって?だってラノベでの暗黙の了解じゃない?
あと、一つ言わなければいけないことが。この身体、ちょっと考えたら凄く眠くなる…
自分の頭の上から注ぐ、優しい声を全身で感じつつ、眠りにつくのでした。
おやすみ世界…