第4話 じつは実話
どうも、厄島です。
今、とても信じがたいことに自称神(説明中)と武器になる少女(熟睡中)と
います。
零(イブとも由紀などどれが本名か不明)の話は、こうだった。
…ある日、神たちは百万年に一度の集会を開いたらしい。
そこで話された議題が<人間の存続について>だったそうだ。
結果はふたつに割れ、ほおっていく側と殲滅側になり、なんと短気なことに
殲滅を開始するために準備をすでにしていてとっくにここ(神は平界と言う
らしい)来ていてもう北極と南極はのっとっていて、しかも神だけでなく
神の兵俗に言う天使と悪魔もいるそうだ。
そこで、殲滅反対の神たちは人に自らの力を使って生み出した武器と能力を
与えようとして、その第一号がたまたまそれが決まったときに死んだ俺だっ
たわけだ。…
「おまえらが、神同士でたたかえばよくね。」
「無理なのよ。神同士はどんなことをしてもきずつかないのよ。ちなみに
天使と悪魔はたおせるわよ。」
「じゃあなんで神の力を持った俺はたおせるわけ?」
「そりゃ秘密。ちなみにあなたの能力は身体能力の限界向上。この子は
銃にも剣にもなるすぐれもの。神は全部で12体以上。」
「ちょっとまて!ひとりでそいつらをたおせと。」
「ううん。もうあなたと同じように50人もいるし、国連に頼んで組織も
あるし、なによりあたしのサポートがあるから安心しなさい。」
「行動はやっ!てかおれが一号じゃないの?」
そう、いくら寝てても二日三日なはずである。
「今日は、八月一日。あなたが寝込んで半年よ。」
うそだろ。おれは息もつばもごっくん。
「さあー、組織本部にいきましょう。対神域生命体組織<レジスタンス>へ