200文字 罪悪感(200文字) 作者: ぼっち球 掲載日:2015/02/02 小学生の頃、母の財布から千円札を一枚盗んだことがある。どうしても欲しい玩具があったのだ。 たぶん母は気付いていただろう。でも、その事について言及された事は無い。 盗んだのはその一度きりだ。 しかし未だに罪悪感が消えない。 初任給でプレゼントを買っても母の日に花を贈っても、罪悪感は消えない。 母は親孝行だと喜ぶが、そんな高尚な人間ではない。 罪の意識から逃れたいが為にしているのだ。 この後悔は一生続くのだろうか。