罪悪感(200文字)
小学生の頃、母の財布から千円札を一枚盗んだことがある。どうしても欲しい玩具があったのだ。
たぶん母は気付いていただろう。でも、その事について言及された事は無い。
盗んだのはその一度きりだ。
しかし未だに罪悪感が消えない。
初任給でプレゼントを買っても母の日に花を贈っても、罪悪感は消えない。
母は親孝行だと喜ぶが、そんな高尚な人間ではない。
罪の意識から逃れたいが為にしているのだ。
この後悔は一生続くのだろうか。
小学生の頃、母の財布から千円札を一枚盗んだことがある。どうしても欲しい玩具があったのだ。
たぶん母は気付いていただろう。でも、その事について言及された事は無い。
盗んだのはその一度きりだ。
しかし未だに罪悪感が消えない。
初任給でプレゼントを買っても母の日に花を贈っても、罪悪感は消えない。
母は親孝行だと喜ぶが、そんな高尚な人間ではない。
罪の意識から逃れたいが為にしているのだ。
この後悔は一生続くのだろうか。
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