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サナエリスク

作者: ふりがな
掲載日:2026/09/28


総理になってから良くわからない事をしでかしている高市早苗さんですが、良くわからない結果になる時の特徴が一致しているのではないかと疑問に思い、執筆に至りました。


私からの高市早苗さんの評価ですが、過去作品通りです。

解散総選挙後の、年内に予算委通したいのぉ騒動で、私からの高市早苗さんの評価は地を下に突き破って地獄の亡者未満に半ば固定されており、余程でないと変わらないから、何か頑張れれば良いですねと激励させて頂きました。


予算委を年内に通す事で騒ぐ事自体、はっきり言えば、未来に残すのに国辱レベルの政治争点だったので、騒ぐ奴は、何もわからないバカなんだから、いっそ◯ね。

そう言われなきゃ気付けない、言われて感謝するレベルの層だといった旨の作品も書いています。

そこからまあ、高市総評は実はそう変わってないので、評価の話ではありません。


年内予算委騒動の当時を振り返って、私が何が問題だったのかを考えるに、高市さん本人は、大きく3つの問題を抱えているように思えます。


一つ、物事の理解の非常に浅いまま、我慢が効かず、自分で触れたくなってしまう事。


年内予算委騒動では、政治力学における国会の予算委の立ち位置を、高市さんは理解出来ていないように感じます。


他の委員会は約束事を決めたり、何かしらを調査審議する物で、たとえば、我々の日常で言えば、相談や約束事の取り決めための話し合いです。

ですから、案が通らなくても直ちに深刻な問題は起きません。

新法案が通らずとも、国家は既に機能しているからです。


対して、予算委は我々の視点で見れば、決まらなければ給料が止まる役割を負っています。

厳密に言えば国家は給料を支払う側であり、結果給料が止まります。


さて問題です。

予算委と他の委員会には、どれくらい影響力に差が生まれるでしょうか?

あなたの日常から、両者の差を倍率に直してみてください。


学生か社会人か、自身が家庭を持っているかでも影響力の倍率に違いの生まれそうな話ですね。

予算委ですが、予算委の影響力は、国会において比較にならない最上位の議題となります。


予算の審議に加えて、この予算の持つ絶大な影響力を背景に、普段では与党の無視するような議題や、調査を、野党側が練り込む機会を得るのが、民主主義における本質的な予算委の役割となります。

今は良くとも、将来の協力のために、与党が妥協しておくなどの力関係の逆転が生まれるからです。

ですから、予算委は荒れに荒れます。

国民の困らない最低限の暫定予算だけ通し、他の部分を来期に持ち込む例はアメリカでは日常茶飯時です。

というか、アメリカでは暫定予算でさえ盾にして法案を通したりします。


日本では30日以内に決める30日ルールがあり、アメリカに比べれば、プロレスに近い結果に、ままなりがちではあります。


では、高市早苗さんは、何故この重要な予算委を日程もないのに、年内に通したかったのでしょうか?


そもそも、高市早苗さんは予算委の重要性を理解出来ていたのか、疑問になる争点が多々出てきています。



二つ、致命的に根回しが出来ず、相談の上で物事を進められない事。


予算委を年内に通すには、参議院の日程がほぼありませんでした。

予算委の性質上、無条件で通すのは野党の面目が潰れますし、有利な条件をわざわざ自ら捨てる事にもなります。

参議院で過半数に届かない自民党側が、予算委を年内に通すには、どう見ても根回しが必要不可欠でした。

野党の議員からは、我々を批判する前に、せめて事前に相談して、数日だけで良いから体裁だけでも取り繕わせてくれと、指摘されています。


果たして、本当に高市さんは、予算委の性質を知らずに、唐突に年内予算委を叫びだしたのでしょうか?

高市早苗さんは年内に予算委は通らないと知っていて、被害者面をしたいから騒いだ以外の推測が、私には浮かばないのです。

そして、有識者(笑)の高市さんへの予算委の擁護が、私を真に激怒させました。


こんなあり得ない争点は、日本史上始めての事だ。

騒ぐ奴らは、いっそ、◯んだ方が良い。

アメリカ国民全員より下のバカで、◯きているだけで日本社会の害悪だ。

そう言われなきゃ、自分で気付けないんだろう?


高市早苗さんといえば、解散総選挙、台湾有事と、昨今話題の敵国条項でも、根回しや相談の不全さを指摘されています。

予算委からは、相手の立場を理解する能力が決定的に欠けているようにも思われます。

現実社会では、根回しをする上で、自身に欠けていた視点が見えてくる事もあり、根回しの不全は、高市早苗さんの知識不足に拍車を欠けているようにも思えます。



三つ、プロセスへの敬意を持てない事。


日本は二院制というシステムをとっています。

他と比較にならない最上位の議題である予算委において、参議院の事実上の完全無視は、実の所、国民全体に喧嘩を売るに等しい愚行でした。

メディアが協力して隠してくれるからといって、今更やろうとした事は消せません。

ここで、大きな疑問が湧きます。


高市さんは何故、二院制そのものに敬意を持てなかったのでしょうか?


そして、二院制という日本のシステムには、参議院を構成する全ての議員もおりまして、年内に予算委通したいのぉ騒動では、議員への敬意も全く見られません。


全ての結果には、プロセスがあります。

あなたは、今の自分自身に至るまでのプロセスを愛せるでしょうか?

我々は、トラウマなど複雑な事情がなければ、プロセスの少なくとも一部に敬意を持つのが普通なのです。


たとえば、それは自身や他人の努力です。


努力アピールを常に怠らない高市早苗さんですが、実際の所、プロセス嫌悪となれば、異常なレベルの努力嫌いが垣間見えます。

プロセスに無関心であるのか、プロセス嫌悪なのか。

私はもう知った事ではないので、どうでも良いのですが、どちらでしょうか?


少なくとも、上に立つ者がプロセスの一切に敬意を持てないとなれば、部下である官僚の信頼は得られません。


ここで、ライフワークバランスの話が思い出されます。

実は他人のライフワークバランスなんて知った事ではない、という話であれば。

ましてプロセス嫌悪であれば、今の日本の状態は、結果の強要を官僚に押し付けている状態なのではないでしょうか?


官僚の評判を見れば、相談のないトップダウン型のやり方であると出てきます。

私の経験則からすれば、現実を見ない、結果の強要は大きな不信と、大きな破綻を招きます。


この三つの欠点です。

物事の理解の非常に浅いまま、我慢が効かず、自分で触れたくなってしまう事。

命的に根回しが出来ず、相談の上で物事を進められない事。

プロセスに敬意を持てないか、プロセス嫌悪により、官僚に結果を強要している状態である事。


高市政権では、この三つの欠点の繰り返しが、割と問題の大きくなった台湾有事問題、問題の大きくなりそうな敵国条項問題で条件面が合致しそうだと私は思うのです。


民主党政権からの、政治主導への変更が悪く大きく出てしまった実例にならないと良いのですが。


予算委時点の、私のあれだけ悪い評価を一切出ていない状態であるだけに、予想が外れてくれるように願うのみです。

※悪い評価を書いたタイトルは『60’s70's世代のレディファーストが生んだ、歪んだクマさん可哀想おちんぽ騎士団とクマの姫(※人間の雌)』

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