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鳴弦 

鳴弦の儀

これは神事として知られています。

鳴弦のめいげんのぎは、弓を使用した日本の儀礼のひとつ。

弦打のつるうちのぎとも呼ばれています。


弓に矢をつがえずに弦を引き、音を鳴らすことにより気を祓う魔除けの儀礼。

魔気・邪気を祓うことを目的とする。

後世には高い音の出る鏑矢を用いて射る儀礼に発展した。

鏑矢を用いた儀礼は蟇目のひきめのぎと呼ばれる。


宮中で毎年1月17日に行っていた弓競技の"射礼じゃらい"

や年占いと厄除けのため正月に行う"弓射ゆみいり"などなど。


これが神社でわたされる破魔矢の始まりです。


この行事は矢をつがえてはおりませんが、見えない矢を、魔物達に撃っている行動ではないかと

思っております。


破魔矢については、以下の記述がありました。昔は小さい頃に亡くなる人がホントに多数だったのです。そのわけを周りに居る魔物の仕業であるという意味から、それを払う意味でこのような儀式が

行なわれたと考えています。


弓を使って行われる神事・祭礼が正月に多いことや、それぞれの行事が持つ意味合いが長い時代のなかでお互いに結びついたことで、今日の破魔弓飾りがお正月に飾られ、その意義も引き継がれるようになったと考えられます。


また旧暦の12月~1月の間は、十二支による暦の上で「丑・寅」にあたり俗に言う鬼門きもん、つまり縁起が悪い時期と重なります。そのため「この時期を生命力のまだ弱い赤ちゃんが無事に乗り越えられますように…」という家族の願いが込められてもいるのも忘れてはなりません。


江戸時代ですら5歳までに三分の二の子供が死んで行ったのですから

そのほとんどが感染症という魔物によってなのです。

現在日本では1000人の出生で2人亡くなるとなっています。

人の力によって、魔物がここまで退治されたのです。

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