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機能不全家庭に育つ。  作者: 月夜野 朔
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毒母②

母の毒は、息子を蝕む。


どこまで支配すれば気がすむのかわからない。

理解出来ないし、したくもない。


母は娘の交遊関係迄、邪魔をする。

しかし、私は祖母の元で育った事もあり、祖母が他界し、その後は、女児が欲しかった大伯母に引き取られたので、さほど、被害はなかった。


のが、よくなかったのか?


母は息子の交遊関係に口を出す。


学校からの帰りが遅ければ、どこの誰といたのか問い詰める。


そして、友達の名前をきけば、

「学校帰りに遊ぶな。一旦帰ってから遊べ」と何様発言。


それは、社会人になっても変わらず、残業になれば、会社に電話し

「うちの息子を殺す気か!」と抗議。


父に「会社にいられなくなるだろう?浩一がダメになるだろう?子離れしろよ」と

注意しても止めない。


とうとう、弟は引きこもりになってしまった。

会社を辞め、転職しても、母の異常な執着で、社会に出られなくなったのである。


母の偏愛。

母の呪縛。

母の精神的虐待。


何故母は、毒母になってしまったのか?


母の夫が、アルコール依存症だったから?


それは違う。


母は、上に兄がいて、子ども頃、両親が跡取り息子を可愛がり、母はないがしろにされていた。

それを母の祖母(私から見て曾祖母)が、可愛がってくれた。


自分がされてきた事を、そっくり、真似ている。


それは無自覚。


そこをつつくと、「そんなつもりはない」と泣く母。


計算出来ない。

文字が読み書き出来ない。

言葉も、おかしい使い方。

状況が理解できない。

パートで就労するにも、履歴書が書けないので、代筆。(誰が代筆したのか不明)


総合的に考えて、発達障害であったと答えが出る。


息子も発達障害だった。

小学校入学しての直後、支援学校に行くよう言われたが、理解できず、無理矢理普通学級で、中学までいかせ、高校は、担任がここしか行けないと言われた学校に入学して、高校卒業時

「とても社会には出せません」と言われて

ここでようやく、父が、状況を知る事となった。


ここからが、泥沼化開始。

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