表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

2話 四歳児の災難

どうも、俺の名はゼロ=ムゲンまるで誰かに仕組まれたかのような名前をもった、絶対神(今は人間)である。

俺は現在四歳まで成長し、舌足らずながらも喋れるようになっていた。

え?成長過程?見せるわけないだろ?馬鹿者!見せたら、恥ずか死ぬわ!

まぁ現在俺は、


「ねぇ、リリア、外に、行きたいな。」


「外に、ですか?うーん貴方のお父様に聞いてみないとわかりませんね。確認、とりますか?」


「うん!」


外に出掛けようとしている


----------------------


「外だ!」


「ふふ、そうですね。ゼロ様は今まで、屋敷で過ごしていましたから、外は初めてですか」 


そう、名字があることから察してると思うがうちは貴族なのだ。なんでも、父さんが前衛の剣士で母さんが後衛の魔術師、王国きっての実力者だったらしい。まぁ俺が生まれて冒険者は辞めたらしいが。そして、父さんが、貴族のため、その息子である、俺も貴族なわけで、そして今まで、過保護な母親のせいで、全く外に出られなかったのだ

まぁ!今回ばかりは俺の上目遣いでKOしたがな!


「俺、森に、いきたい」


言葉に慣れず途切れ途切れだが、言葉を発する


「そうですね。魔物の心配も在りますがなかなか

いませんし、行きましょうか。」


----------------------


「へぇー、すごいなぁー」


「ここはですね、精霊の森といって、精霊がいると言われる所なんですよ?以前は魔物も多く居たのですが今はあまり見ませんね。」 


そして、俺たちは談笑しながら、森を歩く


「ッ!!」


「?どうされたのですか」


俺は気付く、いくら、俺が自分の力を使うのが危険だから封印しているとしても、これぐらいの気配には気付く、



「魔物か!」


「え!?」


ギャーーオ


「なんで!あれは、キメラ!?なんでC級モンスターがここに!」


キメラは俺たちは見て、そして笑う、まるで獲物だと喜ぶように


シャャアー!


「ひっ!」


「クソが!」


素手でもいいが、少し危険か?…魔法でいこう


「集え風の魂よ!精霊よ!我が手に纏いし、魔力よ!そして、顕現せよ!テンペスト・ブラスト」


本来なら、この程度の魔法、詠唱する必要もないのだが、弱体化しているなら仕方がない。

テンペスト・ブラストは俺とリリア以外の木々をなぎ倒し前方へと進む。かぜがおさまり見た光景は、荒れ地とキメラの死体だった




テンペスト・ブラスト

メモリーではB級魔法と言われる魔法

通常は冒険者のBランクやCランク上位の魔術師もしくは宮廷魔術師が時間を掛けて使う魔法

詠唱時間は普通、2分程掛かる


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ