1話 ネーミングセンスと俺の名前
何時ものごとく?短いですが、よろしくお願いします
目が覚める
どうやら、転生は成功したようだ
なぜなら--
「おぎゃあ」
「まぁ!かわいい!」
「ああ。かわいいな。」
俺は赤子になって、目の前に親がいるのだから。
だか、やはり神と言えど慣れないな。この姿は
「で、あなたこの子の名前は」
「うーむ実はまだ決まってないのだよ」
決めてないのかよ!
「えー?まだ決めてないの」
「ああ。リリア何かないか?」
「いえ。私も思い付きませんよ。それに、使用人の私なんかには…」
どうやら、使用人も居たようだ。だが、…あまり変な名前はやめてくれよ?
「うーん…じゃあ!アストストグリエッテナイトメアゴーストドライクってのはどう?」
アストストグリエッテナイトメアゴーストドライク!長いわ!それ!名前なのかよ!絶対いやだぞ
「あーもうそれでいいか」
何いってんの!!ダメだって
「いえ。流石にそれは可哀想では」
おお!もっといってやれ!使用人!
「何。私の名前にケチつけるの?」
反撃するな!完璧にあんたが悪いわ。そんな顔すんな!使用人、怖がってるぞ!でも、ヤバイな。立場的にマジでアストストグリエッテナイトメアゴーストドライクになりかねない。
「おぎゃあ!(やめろ!)」
「ん?嫌なのか?」
「おぎゃあー(そうだ!)」
コクコクと頷く
「そんな!」
母親は崩れ落ちる
「というか。私たちの言葉がもうわかるんですか?…ひょとして、記憶持ちでは」
記憶持ち?あー前世の記憶を大なり小なり持ったやつか。確かそう言う奴らは、強いんだっけ?
「ん?言葉が解るなら、いっそ決めてもらおうか。」
「あ!それ良いわね」
と言うことで、名前、決めることになりました
出てきた名前
▽母親・アストストグリエッテナイトメアゴーストドライク
▽父親・ポチ
▽使用人・ゼロ
俺はゼロを選ぶ!まさか、父親までセンスがないなんて!
「へ?わたし!」
「お!リリアに決まりだな」
「むぅ。この子が選んだんなら仕方ないわね」
この日俺はゼロになった