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とある生徒の1日

とある学生の日常



僕は寮で生活している。

朝起きて顔を洗ってご飯を食べて学校に行く。

「おはよーっす‼︎」

何人かの友達といつものように挨拶をして教室に入る。

窓側の1番後ろ。このクラス、いや、学生にとって1番いい席だと思う。





僕は国立異能学園高等部の1年生だ。今年で16歳になる。

この国立異能学園は初等部・中等部・高等部の3つの学部からなるエスカレーター式の学園で、名前からわかるように生徒一人一人が【異能】を所持している。


【異能】とは、今から80年ほど前、2050年ぐらいに起こった事件がきっかけで起きた天変地異が起こした人類に対する挑戦………らしい。

よく分かっていないが、2050年を境に生まれてきた子供達には特殊な能力【異能】を持っている者がいたらしい。今となっては異能持ちの子供が生まれる確率は5分の2ぐらいになっているらしい。

【異能】には、それぞれランクが定められていて、下からE・D・C・B・A・S・S2・S3・S4・S5と成っている。

C・Bランクは使い方によっては人を殺せる程度のものだが、Aランク以上になると使用すればほぼ必ず人を殺せるぐらいになる。

S2以上は生まれてくる確率が低く、S5ランカーは現在確認されている中で世界中で5人しかいないらしい。


「……とり、服部‼︎」

「はい‼︎‼︎」やばいやばい。先生の話を聞いていなかった。

「授業には集中しろ……まあいい、この問題を解いてみろ。」

「えーっと……」僕の1日は、こんな感じで進んでいく。




「よぉ服部。お前最近ランク上がったんだって?」

悪友その1。でもランクはBで結構すごい部類に入る。まぁ僕もつい最近Bランクに上ったわけだけど……

「うん。上ったよ」

「マジか‼︎よかったじゃねーか‼︎」

いつも明るくて元気な僕の友達だ。

「……確かにそう…そういえば……」

悪友その2。あまりはしゃぐ方ではないけど、頭がいい。ランクはCだ。

「どうした?なんかあったのか?」

「…いや…明日転入生が来るらしい……」

「それ、本当なの?」

異能学園に転入生は珍しい。なぜなら、学校に入る時に異能系の学校に入る人がほとんどだからだ。そのままその学校を卒業して就職する人がほとんどを占める中で、転入生はなかなかいないと思う。

正直楽しみだ。











翌日


ザワザワザワザワ

もう教室では転入生の話題で持ちきりだ。

「おいお前ら席に着けーー!」

シーーーーン

早い‼︎‼︎いつもより静かになるのが早い‼︎

「もう知ってる奴も居るというか全員知ってると思うが、このクラスに転入生が居る。君、入って来なさい」

ガラガラッ!

ゴクッ誰かの息を飲む音が聞こえる。この瞬間に女子、男子のこれからのテンションが上がるもしくは下がる。

「俺の名前は天津神あまつがみ天吞てんどくだ。よろしく‼︎‼︎」

キャァァァァーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎

女子のテンションが限界を超えた

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