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第51話病院へ

久しぶりの更新ですぜ!

みなもを救急車で運びこんで病院に来てからすぐに集中治療室へと入ることになった。

白衣を上から着てからの学生服の少女が集中治療室から出てきた。

「さなえ、あの子の様子は?」

「的確な処置と治癒のおかげで一命は取り留めたわ」

霜月がコツコツと近寄りながら問いかけると、さなえと呼ばれた少女は答える。

その横をベッドに寝かされて呼吸器をつけられたみなもが通る。

秀久はその様子を心配そうに見ていた。

「・・・・いきなさい、話はこちらがしておくから」

「!・・・・わるい」

霜月は秀久の様子に気づいて言うと彼は目を見開いてから謝罪して、みなもに用意されるであろう病室へと向かう。

「朝霧もその子を連れていったらどう?」

「そうだな、そうさせてもらう」

霜月が視線を向けると裕樹はうなずいて、彼の隣にいた女の子の手を引いて歩き出す。

彼女は裕樹の妹で裕香という小学生である。

みなもともかなり仲がよくて、裕樹から連絡をうけてここの病院に来たのだ。

『りゅうくん、わたしたちも』

「ん?ああ、そうだな」

左腕のシャツを芹香にひっぱられて龍星はうなずいて歩きだそうとするが、つぐみが歩いていないことに気づいた。

「つぐみ?」

『つぐちゃん?』

「つぐみ?」

龍星・芹香・秋斗の三人は黙ってうつむいているつぐみを心配そうに見て近寄る。

「・・・・・ごめん、わたし・・・いけれない」

かたかたと震えながら涙を目に浮かべているつぐみが言う。

心なしか声も震えているように思えた。

「つぐみちゃん・・・・・怖いだろうけど、いこう」

「ひば、りちゃん・・・・」

そんなつぐみに声をかけるのは同じちみっこの少女のひばりだ。

「ひばり、お前だって無理してるだろ」

「そんなことないよ? ぜんぜん平気」

そんなひばりを見て一輝がひばりの手をつかんでとめる。

怖いのはなにもつぐみだけじゃないことくらい幼馴染の彼ならわかる。

ひばりだって、大切な人を亡くしているのだから。

「震えながら言うことじゃねーつっの」

「わひゃ!?ちょ、カズくん!おろしてよお!?」

無機質な瞳をする彼女をもう見たくはないのだ。

だからこそ、気分を変えさせるためにこういうこともする。

抱き上げられて暴れるが、一輝はいに返さずという様子で歩き出していた。

「オレたちもいくか」

「そうやね」

「うん、そうしようか」

「はい、そうしましょう」

光一・深紅・澪次・怜奈の4人で顔を見合わせてから歩き出す。

「ほら、つぐみ。オレたちもいくぞ」

『会長ににらまれちゃうしね♪』

「いくらなんでもそれはないと思うけど、いこうよ」

龍星・芹香・秋斗が笑顔で言うとつぐみは苦笑を浮かべてからうなずいて4人で歩き出すのだった。

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