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第39話

「さて、裕樹くん。 お願いできるかしら?」

「やっと出番か……」


霜月がそう声をかけると彼は待っていたというような感じで言った。


「待たせてごめんなさいね」

「いいけどね、べつに。 ”我が呼び掛けに答えよ。 我の声が聞こえているのなら現れろ”」


そして召喚術の呪文をつむぎ、魔法陣が浮かび上がり一体の蛇を呼び寄せた。

そのさい彼の刺青も光り輝いていたのはいうまでもない。

呼び出された蛇は頭を下げてから裕樹を見上げているようだ。

蛇の頭には裕樹の刺青と同じものが浮かんでいた。


「なんだ、蛇? いったいどこから」

「知らないの、ヒーくん? 朝霧先輩は召喚術も使えるんだよ、その使い魔に連なるものを呼び寄せることができるんだよ」


驚きを顕にしながら言う秀久にみなもは説明をする。


『シュー』

「お前の探索能力で探してほしい場所があるんだ、頼めるか?」


まるでなにか用ですかといわんばかりに首をかしげる蛇。

それを見て頼みごとをする裕樹。


「すごい、言葉がわかるんだね」

「だな、普通はわからないと思うんだが」

「召喚主の言葉はわかるようにくまれているからね。 そういう魔術なのよ」


ひばりと和明がぽつりとつぶやくように言うと霜月は笑みを見せながら語る。


「すっげーな! な、タカ!」

「そうだね、さすが朝霧先輩だよね」


目を輝かせながら言う綾香に鷹久は頷いて同意する。

蛇は了解したと言わんばかりに尾を挙げて示すとすぐさまどこかへと向かった。


「さあ、ついて行くぞ」


裕樹はそう言うと蛇の後を追うように走り出す。


「俺達も行こう」

「…………!(なにかできることがあるかもしれないしね!)」

「そ、そうだよね!」

「じゃあ、急がないと。 見失うかも」


呆然とする者を除いたメンバーの霜月と怜奈と澪次は裕樹の後を追いかける。

龍星と芹香が言うとつぐみは頷いた。

秋斗はそう言いながら後を追うように走るのでつぐみと龍星と芹香も後を追う。

ちなみにつぐみは龍星に懐にいれられている(笑)


「まったく、余計なことしやがるよな」

「愚痴言わないで追いかけないと!」

「そうそう! 急ごう!」


当夜と真朝とレイナはそれぞれ言いながら後を追うために走る。


「カズくん……」

「えぇと、ツッコミいれたいけど。 後を追う方がいいかも」


ひばりのうろんげな目に和明は苦笑しながら言って、手をひいて走り出す。

ひばりは足がもつれそうになるも必死に足を動かす。


「あたしらも行こう!」

「そうだね!」


綾香と鷹久も裕樹の後を追いかけるために走り出す。


「俺も行かないとな!」

「ま、待ってよ! ひーくんっ!」


秀久も走り出すのでみなもも後を追いかけるように走る。


「さて、俺らもいくか」

「そうだな、厄介事らしいし」


裕也と富士也は若干呆れつつも裕樹の後を追うために走る。


「わっちらも行くで!」

「そうだな、先取りされるのもなんだし」


深紅と光一も裕樹の後を追うために走り出す。

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