第11話 自己紹介なのさ!
次に席を立ち上がったのは片目が隠れる程度の黒髪の男子生徒。
「えーと、夜瀬澪次です。 よろしくお願いします、使い魔はリグレイムです」
『あう!』
澪次は少し困ったような表情で自己紹介をし、使い魔であるリグレイムを呼ぶ。
すると、すぐに彼のそばに現れる狼のような姿をしている獣。
彼が座ると次に席を立ったのは澪次の双子の妹のレイナである。
「夜瀬レイナです! まあ、養子として離れているけど兄さんの妹として名乗らせてもらいます。
使い魔はこの子でレミちゃんです」
『よろしくなの~』
レイナが笑顔で自己紹介し、使い魔の鷹を紹介する。
鷹はすりすりとレイナに甘えつつ、返事をしている。
そして彼女が着席すると次は龍星が席を立った。
「俺は榊龍星だ! 今年で20歳の高校生だ。 んで、趣味はトライアスロンだ! よろしくな♪ 呼び方は兄貴でもなんでもよんでくれ!
んで、こっちは使い魔の」
『ふんぬ~!』
『りゅーさんとフォルムというのじゃ、よろしくなのじゃ』
龍星はニッと笑いながら自己紹介すると使い魔である己そっくりのりゅーさんと炎の虎を紹介する。
りゅーさんとフォルムは行儀よくお辞儀して挨拶する。
龍星が座ると次は芹香の番なので、彼女が立ち上がった。
「…………(瀬川芹香です。 えっと、りゅうくんとは恋人どうしです!
あとあと、よろしくお願いします! 使い魔は)」
『せりかっか☆』
『ティアラだよ~♪』
少しつり上がった目をしているが、とても愛らしい顔をしている。濡れ羽色の腰まである長い髪をポニーテールに纏めている女子生徒――瀬川芹香。
芹香が自己紹介し、芹香にそっくりのせりかさんがしゅぴっと手を挙げて挨拶すると。
彼女の肩に載っていた小さな竜が挨拶をする。
緊張しながら芹香は着席してせりかさんとティアラをなでている。
次に席を立ったのは黒髪のショートヘアでくせ毛まじりのモヤシといわれるほど貧弱な体躯の男子生徒。
顔立ちは整っている方で、黙っていればそれなりに女性受けがいい造形をしている。
「久遠光一だ。 銃系が得意でサバイバル部に所属もしている。 んで、相棒の使い魔はシラヒメ」
「わんわん!」
光一は自己紹介しながら脚にじゃれつく柴犬のシラヒメを抱き上げて見せる。
嬉しそうに吠えながらシラヒメは光一に甘えて頬を舐める。
光一が席につくと次は女子生徒が立ち上がる。
お尻が隠れるほどの長い黒髪をボリュームのあるポニーテールに結んだ小柄な少女だ。
つぐみと同じで一見小学生に見えるが、胸部の女性の象徴が大きいことがわかる。
「支倉ひばりです。 家庭科部所属で、趣味はお料理です。 栄養学科を選択しています
使い魔はエレメンツ(四大精霊)の桜樹、焔羽、風華、氷月
それと、こばりです」
『桜樹です~、よろしく~』
『焔羽だよ♪よろしくね!』
『風華だ、よろしく』
『ひ、氷月です。 あの、その!よろしくお願いします』
「ひよ~♪」
ひばりが己の自己紹介と共に使い魔を紹介する。
眠そうな顔ののんびり屋の桜樹といつも楽しそうにしている焔羽は笑顔で挨拶。
風華は完結に挨拶しており、氷月はおどおどしながら挨拶をしていた。
こばりがにこにこ笑顔で手を振る。
ひばりは深呼吸してから着席すると代わりに立ち上がったのは。
「沢井和明です。 趣味はゲーム全般でアクション系だったり射撃系のゲームが得意だな。
射撃は結構得意だから、狙いは外さないぜ!
部活は帰宅部! んで、使い魔は光闇つーんだ、よろしくな」
『紹介された光闇、よろしく』
和明は自己紹介すると使い魔のことも紹介すると、淡々とした口調で光闇も挨拶する。
光のように輝く雲雀が肩に止まっている。




