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創作用語集2

作者: Aster/蝦夷菊

・ゴーストライター

 作者“アスター”の意思と力を引き継いだ者達。それぞれ固有能力を持つが、共通点として“創造”の力が挙げられる。

 現在存在しているゴーストライターは一番星の支給人、ホムンクルスの手繰り屋、狛人の守護者、カーバンクルの転生者、そしてマギアドールの旅人、同じくマギアドールの朝焼けの写真機、夢の神の神化者の星書庫担当司書、種族不明の指揮者、天照大神の神化者の忌むべき憎悪(名前は星書庫の本に記載されていない為種族と肩書のみになります)。


・作者について

 アスターと名乗っている記憶喪失の人型であり、どこかでてるてる坊主だった“誰か”が救われた後の器。


・カーバンクル

 額に宝石を嵌め込み新たな人種を作る実験にて、唯一"転生者"のみが適正した。毒性のある宝石が額に埋め込まれているが、これは角の様な形になり力を増大する器官となる。


・マギアドール

 簡単に言えば魂を入れる器。現在"旅人"のみがこれに値する。人形と言うように関節部には凹凸があり、魂を定着させるための“トリカゴ”という部位が内部にある。

 “旅人”は外部からの魂を定着させることに成功した。その結果から、鈴の岬では消滅し無に帰す事になる魂や命の石が失われた者たちの魂を入れる器を作成する実験を行っている。


・蝶本

 星書庫に存在する“人型”の記憶。文章で綴られているが、これは司書が文字におこしたもので、元々の記憶は花机に記録されている。

 蝶の表紙だが、個人を特定しやすいよう花机の花と命の石の色が一緒に描かれている。


・特殊な種族(人型)

 数えるほどしか居ない者達、というのが定義。

①選択者、作者を認識出来る者。

 隔てるためにたてられた壁を越えて、貴方達に問う。

②花や宝石等、魂を持たない者。

 一つ言えるとのは、これらは確かに生命を持っている事だろう。

③呪いを背負う者。

 これはたった一人だけ。これから増えようとも、彼女が死のうとも、呪いというものは脆くする。

④命の石を持たずしてこの世に存在できる者。

 詳細・原因・理由ともに不明。少女は旅の中で、それを見つけられるだろうか。


・術と法の詳細

 現在判明しているものを取りまとめました。星書庫が確認し記録しているものです。

①糸紡ぎの術

 現在手繰り屋と白銀の天使が扱っている。簡単に言えば糸を扱う術。

②宝術

 転生者を筆頭に、様々な者が扱える。自身の命の石へ願いを込めることでそれと同調し、魔法を放つ。心身への負担は大きい。


・花束

 世界線の話。束であれば“正史が正常に進んでいる”、一本であれば“運命を跳ね除けた一つの未来”。

 枝分かれをしているのは、選択肢を示す。棘があれば茨の道、綺麗ならきっと甘い道。途中で折れてしまったらそこで終わり。


・これを書いている私達

 ペルソナ、ノン、グラータの三人。外側に居る者達。

「こんにちは! 私はペルソナ。えーと、あっちからはこちらが見えてないんだよね?」


「私はノン。今度君たちの見える所にお邪魔するよ。そのほうがいいでしょ?」


「私……グラータ。その時は、仲良くして欲しいな。きっと冬場に食べる角砂糖みたいに、綺麗だから」


 私達は三人でひとつ。私達は貴方達に真実を語る者。この世でただ三人、貴方にほんとうを囁く者。鳥の囀りを聞き、冷たい部屋の中で、真っ白な部屋で、私達はこの世界に子守唄を聞かせるんだ。きっと、貴方達に聞こえることを祈ってるよ。

 また会える日まで、さようなら。

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