見つめる永遠の少年
リラシナ!
十三月革命軍総指揮者金星のリラ!リルリア・パル
微弱なテレパシーが使えて、火星から金星へミリーがやってくるのを知る。
私が考え始めたのは中学生の頃。
15歳の青年リラ。木漏れ日の木の枝を揺らして会いに来る。金星の水源を護る役目。
私が高校生だった頃、雨の中を自転車で帰っているとき、リラが小さな姿で私の肩に座っていた。
いつだって見てる。暁の星、宵の明星、金星から。
あなたが見ているから私は自分に正々堂々として生きなければならない!
いつかあなたを小説に書こう。私はずっとそう想ってきた。
明日から始まる新しい年に、私は50歳を区切りとして十三月革命を書こうと思う。
13歳のミリー・グリーンになりきって、より良く生きるお話を書こう。
リラシナが永遠に少年であるように、私の心も少女でありたい。
現実の世界で汚れてしまっても、いつか素に還ろう。
ミリー・グリーンは気高く生きる。リラシナに恥じないように。
どうか、力不足の私に最後まで書ける加護をください!
リラシナ。Little Atena