表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/38

決意



トンッ


誰かがみいさの右肩に手を置いた。


『ひぇっ!』


急な事だったため、変な声が出てしまった。


「ごめんごめん、驚いた?こんなとこで何してんの?」


振り向くとラベルであった。


『もーびっくりした。ちょっと風に当たってたんです』


「ところでさ、みいさのいた世界ってどんなところなの?」


『え?』


ラベルからの急な質問に一瞬驚いた。


『私のいた世界はこことは違う、食べ物や建物、それに洋服も沢山あるんです!飛行機とかテレビとかも!』


みいさは嬉しそうに答えた。


「ヒコウキ?テ、テレビ?初めて聞く名前だな。こことは全く世界が違うんだなー。」


ラベルは初めて聞く名前に不思議そうな表情を示す。


『飛行機は鉄の乗り物が空を飛んで人や物を運ぶ乗り物なの。テレビは電波を伝って画面っていう物に絵を映し出す機械かな』


みいさなりに分かりやすい言葉で説明をした。


「すっごいんだな!みいさのいた世界に行ってみたいな」


ラベルは近代的な世界に興味津々である。



『ラベルさんやアンのいるアスール国はどんな所なの?』


今度は逆にみいさが質問をした。


「良い国だよ。王宮と城下町から成る国なんだけど、貧困の差もなくみんな楽しそうに暮らしてるよ」


「あとは着いてからのお楽しみだな」


ラベルはそう言うと鼻歌交じりで上機嫌であった。きっと自国に帰れるのが嬉しいのだろう。



そんなラベルを見て、みいさは再び空を見上げた。



"今のこの現状を受け入れよう。もう後ろ向きな考えは出来るだけなくそう。元の世界に戻れるまで、私はこの世界で生きていく"



みいさは力強い眼差しでそう決意した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ