表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

第四話 障害物競走

はろはろぉー♪

クローバー☆でっす!

ほんのり甘い四話です。

たたたたたた・・・。



愛は、気合入っていて長い髪を二つにわけています。


「権・・けんっと!」


愛は、権を探しています。



「いたぁー!」


権は、三階の廊下にいた。


「あぁ、愛。おはよう。」


権がにっこりと挨拶した。


「お・・おはよっ」



「あぁ!そうだ!今日の障害物競争で勝負!!」


かっこよく言ってみた。


「・・・・いいけど、愛ちゃんさぁなんでそんなに

勝負したがるの?」


「負けたままじゃ嫌だからっていったでしょ。」

さらっと言っちゃいました。



***********



『障害物競走に出る方は、運動場に集まってください。』


アナウンスが入った。いよいよです。



「愛ーー!行くわよぉ〜!」


梨乃です。



「はいはい!所で、梨乃は何で出ないの?」


愛が小走りしながらはなす。



「走るの嫌い。」


「あっそ・・・。」



***競争前。***


『はーい☆障害物の紹介をしまっす!』



張り切っているアナウンスさん。



『始めは、ハードルが、連続六個あります。』


「えぇ!?うっそ!!」

愛は、バトミントン部であんまり得意じゃありません。


『次に、跳び箱。八段ありますんで、苦手な方は

帰ってねぇ〜☆』


さらっときついアナウンスです。



『まぁ、その後はてきトーに百メートル走って、

最後に☆▼□○▲☆が!』


興奮していて、何を言っているのか聞き取れませんでした。



「権、負けないわよぉ!」



『位置について!』



『よーい』







『どぉぉおん!』



ぱぁあん!



愛は、必死に走る。



『おぉ?今のところトップは、愛さんです。』



だだだだだ・・・・・



『おーっと!ハードルに入りました。』



ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!



順調に飛んでいく愛。



ぴょん!ぴょん!


飛び終わった・・・




と、思ったら、


目の前にすぐ跳び箱が・・・!



ぴょん!


見事クリア!!



「はぁ・・・つらいわ。コレ。」




(でも、後は走りぬけば・・・!)


そのとき、権が愛と並んだ。



「!!」





たたたたたたたた・・・・




ズボッ!!



「きゃあぁ!?」


愛が落とし穴にはまった。


・・・そう。最後の障害物とは、落とし穴であった。



「・・・ッ!いったぁーー!」


愛は、出血していた。


「愛ちゃん、大丈夫?」


権が覗き込んだ。心配している。

「うっうっさい!さっさといきなさいよ!」


愛が何とか穴から出られた。



「っ!」


さらに出血しだした。


「愛ちゃん、保健室行こう・・・。」



「うるさい!勝負なの!ほら、再開しよっ!!!」


愛が叫んだ。



「もぅ・・この人は。」



と、愛が立ち上がったとき、



「っ!いったー!」


がくっ



愛がしゃがみこんだ。




「あーー・・。」



ひょいっ



権が愛をおぶった。




「おっおろしなさいよぉーーー!!」



「静かにしてよ。」




愛は、ほんのり甘い気持ちで保健室へ運ばれた。











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ