第三話 当日
どーも、摩璃藻です。短いです
ええ、そうです。
ハロウィン大会当日です。
普通の文化祭とかとの違い・・・
そう、「仮装」です。ハロウィンにちなんで。
「よーし・・・」
愛ちゃんは、魔女っこで行くようです。
仮装は勿論家から着て行き、その格好で5日間。
この行事にものすっごい力入れてるお家もあるので、登下校なんてそりゃーもう大変な風景に・・・
愛ちゃんの格好を詳しく言うと、
黒いコートに尖り帽子。箒。中は黒いチューブトップにミニスカ。そしてロングブーツ。
えらい寒そうな格好です。乳もねぇくせに・・・
「何よっ、いいじゃない別に」
杏奈と何かかかわりが・・・いえ、なんでもありません。
学校です。学校です。
「あーいー!!」
この子は一回目でも出てましたね、紫藤梨乃。いたって普通、ちょっとミーハーな女の子です。あれ、死語?
「うわっ、ペチャパイ」
「何よ!ナレーターと同じ事言わないでよ!」
「ナレーター?」
「あ・・・ううんなんでもない」
プッ
「・・・(ギロリ)」
怖っ!愛ちゃん怖っ!!
え・・・ええと、梨乃ちゃんの格好。
茶色い猫耳猫尻尾猫手袋なんかモコモコした服ボイン。あ?最後のは違うわ。いや、ボインだけど。あれ、死語?
ツインテールがまぶしいです。全身茶色だねぇ。
「ていうかさ、権君格好いいよー」
「む・・・勝負だ!!」
「どうやって?(笑)」
「権の格好を見た人にアンケートよっ!」
「私権君」
「うぅぐ・・・くそう、そこの人ー!!」
一人目、女子:「えー?権君格好良かったし」※プライバシー保護のため、音声を変えてあります
二人目、女子:「権君でしょ、ベスト仮装賞にも選ばれるかもよ」※プライバシー保護のため、音声を変えてあります
三人目、男子:「んー・・・出来が良かったのは事実だし、権」※プライバシー保護のため、音声を変えてあります
「・・・・・・うっ・・・まさか男子に聞いても駄目だとは・・・」
「気にしないの。だって見た目で既に勝ち目ないじゃない、愛」
「・・・うううっ・・・」
「ほら、ハロウィン祭楽しみましょう」
「うん・・・」
結局、愛はそれなりに楽しんだが、権には会わずに終わった。
しかし・・・それだけで、終わる筈もなかったのだ・・・これから起こる惨劇を、愛はまだ知らなかった・・・
勝手な設定作ってごめんなさい。超人任せな終わらせ方でごめんなさい・・・。
次はクローバー☆先生だったと思います




