鈴がちり~~んと鳴った
人間の脳細胞一個でどれだけのことが出来るんだろう?
脳で心はどうやって存在しているのだろう?
今のPCやサーバーよりはるかに優秀なマシンが多数結ばれている近未来です。
そこに、おれの魂や、悪魔が生まれないと断言できるでしょうか?
もしかして、今現在何かがあなたのPCから・・・
タヌキがおれの顔をつくづくと眺めながら言った。
「もうあの特殊能力はつかえないですよね?」
たぶんそれの確認が今日の最優先事項なんだろう。
「誰でもない、ではなくなったからな。認識のすり替えはもう出来ん。」
だからわざわざ素顔を見せてやったんだが・・
眼に見えて力が抜けるタヌキ。
「城の宝物庫に堂々と入って、装備を持ち出されるくらいは何とかごまかせるんですが、中隊まるごと引き抜かれたりするのは辞めてもらいたいと、正直思います。さすがに無茶な使い方をされていませんので、話題にもなっていませんが。」
「おれはおれなりにつつましく、だな。・・」
「ははは、あなったらしくない。自然に行きましょうよ自然に。」
「そうだな、ははははは。」
誰よりも賢いタヌキは分かっているのだろう、悪魔が実在することを。悪意がそれを創ることを・・
ブレイブはおそらくもう人であることをやめている。
舞や雪にはとても言えんが、その精神ごと叩き切ってやらねばならんかもしれん。
ちり~~~ん
今日始めて剣の柄につけていた鈴が鳴った。
さてこいつどうなるんでしょうかね?
さっぱりわかりません。
ただこいつのおかげで本編が予定外のぐしゃぐしゃに・・




