殺気0のストレート
”アースクエイク”おれのスキルによって地面が揺れ、周囲のモンスター達のHPが微妙に下がり、奴らのヘイトがおれにあつまる。なぜ地面が揺れただけでHPが削れるのか?って?・・おれ知らね。そういうもんだ。
意外と地味だって?地属性の攻撃魔法ってそういうもんだ。
いつもみたいにスパッと切ってしまわないのには訳がある。
ただいま初心者ご一行様引率中。
おれクランマスターだからな。新規メンバーのめんどうはおれが見なくっちゃな。
「あと何個だ?」
「おわりました。」「@4」「3つです。」・・まだか・・
・・
「終わりました。」
ドカーン・・ふぅ
最初からどっかんすれば一撃なんだけどな。
「「「「ありがとうございました」」」」」
「おつ。」
このクエストは本人が止めを刺さねば、クエストアイテムがドロップしないらしい。
・・めんどくせぇ・・
おれクエストまったくうけてねぇ。・・クローズドテストだからな。
・・帰るか・・
町に戻ると、またあの女がいた。
「よう、何かいいの出た?」・・親しいです。
「ん?べつに。」・・たしかよく知ってる人だよね?
「じゃ、結婚しよう。」・・なんとなく出ました。
ボゴッ!・・なんでダメージが入るんだ?その前になんで殴れるんだ?セーフティだぞ、ここは。
「ぉ?まだうごけるのか?丈夫だねぇ。」
「ぉぃ、ひどいじゃないか。何で殴れるんだ?」
「ん?セクハラ対策仕様じゃないか、知らないのか?」
「それじゃねぇ、こんないい男をなぜなぐれる?」
ドスッ!・・
「ところでお前なんて名前だっけ?。」
「おれか?・・無い。適当につけてもいいぞ」・・なぜそのときそう言ったのか、適当なのでごまかさなかったのか今でもわからねぇ。ふしぎだ。
キョトンとする女におれは事情を話した。・・なぜ話したのか?不思議だ。
「じゃ、とりあえず”ジョン・ドゥ”ってことで・・名前が分からない男って意味。」
「それでいいや。あんたは?」
「オレ、アニー」
「そっか、アニー結婚しよう。」
「どうしてそうなるんだ、おれは男だ!」
・・??????
おれはまっすぐ手を伸ばして。
・・ぷにぷに・・・でかいじゃねぇか
一瞬の静寂のあと殺気が爆発した。
・・・
・・・・
おれ無傷だ、こぶしがおれの目の前で止まっている。
「おれが手を伸ばしたのにはいやらしい気持ちが全くこもってなかった。反射的に確認しただけだ。あんたのパンチには過剰に殺気がこもっていた。ならば殴れん。」
ドヤ顔をしたのがいけなかったらしい、殺気0で放たれたストレートがとんできた。
ドスッ・・・なかなかやりおるわ、さすがおれの嫁・・ブラックアウト
ここにこいつが割り込みました。
村田さんが来る予定だったのに・・おらしらねぇべ
こいつ、とんでもないことをしそうです。
いそがねば・・次も9日18時~「おれ強いですよ?文句無いですね?」




