愛さえあればいい...
「もう!レオったら♪」
レオのラム酒チョコをつまみ食いした私はすっかり酔っ払い、レオ(正体はクリフトだけど、これからもレオと呼ぼうと決意しました♪)に肩を担がれる。
「全く、たった一口でここまで酔うとは...」
「うへぇ~♪」
「仕方ない奴だ...」
レオは少し微笑んだ。
(ここからはレオ中心のストーリーになります。しばらく。)
俺たちは近くの間歇泉にたどり着いた。
「ここは酔い覚めに効くお湯で有名だ。フローラの酔いも覚めるだろうな。」
酔っ払うフローラ姫の顔にお湯を思いっきりぶっかける。
「アチィ!!!!」
お姫様の口からは出そうにない悲鳴が上がる。
「はっ...私、何を?」
「酔っ払ってたからお湯をかけたんだ。」「ん~♪酔い覚めた~♪」「よかった...」
「ねぇレオ?」
「この温泉には酔い覚めに効く効果がある。
一発で酔いが飛ぶぞ。」
「でも...レオ?」
「?」
「体が...熱いの...お願い、私をよがらせて...」
「(しまった...迂闊だった。
このお湯には副作用がある。それは...)」
「熱~い♪」
フローラは血塗られたウエディングドレスと下着をほうり投げた。
「私とやろ~♪」
「(人体からしばらくの間、理性を奪う...やばいぞ...今の姫はものすごいスケベ姫と化している。)」
「一緒に温泉入ろ~♪」「理性を保て!俺!落ち着けーっ冷静になるんだ。
ここで童貞をやめたら騎士の名が...」
「私とぉ~っ♪
エッチして~っ♪
赤ちゃん産もう~♪
私、今日は妊娠出来そうなの~っ♪」
そう言いながら彼女は俺にチャプチャプとお湯を顔にかけまくる。「ほれほれ~♪お姫様のおっぱい触りたくないのかな~♪」
もう...やばい...理性が...
ブチッ!
俺の中の大切な何かが音を立てて崩れ落ちた...。
「俺は...お前のことが大好きだ~!!!」
「私もよ~♪」
俺たちは抱き合い、お湯に浸かり、体を洗うと、彼女に愛の証を刻んだ...。
「ふぅーっ...」
フローラは満足げにお湯に浸かる。
ようやくこの副作用に馴れてきた俺たちは冷静に入浴している。「一緒にお風呂って、初めてだね♪
レオ♪」
「私は...貴方と...クリフトと一緒にいればそれ以上幸せなことはない...。」
「フローラ...」
フローラは俺の手を握った。
「私と結婚して下さい。」
ここでまさかの告白シーン突入。
「俺みたいな身分の低い人間でよければ...」
俺たちは抱き合った。
「私には力も富も要らない。
貴方の...愛さえあればいい...」
フローラは俺の腕の中ですやすやと眠っ...た?
「おい!フローラ!
風呂場で寝るな!
溺死するぞ!!!」
レオ:「そろそろ出るか...」
フローラ:「うん。」
レオ:「あれ?抜けない...!?」
フローラ:「どうしたの!?」
レオ:「繋がった後から俺たち、しばらく繋がりっぱなしにしたんだっけ?」
フローラ:「うん、レオのが気持ち良かったから...」
レオ:「原因は分からないが...俺たち...このエッチな体勢でしばらくいないといけないらしい...」
フローラ:「いいじゃない♪
私たちの愛は永遠よ~♪」
レオ:「いや、何言ってるか分からない...」
フローラ:「よ~し♪あと三発行こう~♪」
「やめろ!!!
腰を振るな!!!
この変態姫がああああああぁっ!!!」