眺望
世の中のひでぇニュース
連休にわらわらと出歩く人々
相も変わらぬ身内の集まりの
堂々巡りで繰り返される話
少し高い視座から引いて眺めて平常心
苦しみ藻掻く人
浮かれ騒ぐ人
変わらぬ毎日を繰り返す人
問題ばかりに目を向けて悩みたがる人
全部自ら創り出して
その真実に気づきもせず阿鼻叫喚
憐れとも惨めとも思っていない
教えを語ろうとも目論んでない
ただ、知らないのであろうと眺むる
この世界の真実をわかりさえすれば
変わるのに
言葉の端々にヒントを込めて
気づきを促したりして
未来を憂い、過去を責める
ネガティブな思考回路が固まってしまっている愛すべき人間たち
波動を高く保ち、気を上げる
皆笑顔になり、軽やかになったところでお開き
瞬間的に移動する現実を目にしているのは私だけ
コロコロと変わる表情
入れ替わる人間性
同じ人であり同じ人ではない
ひとりの人の中の最善と底辺を経験する
私と居る時は最高のその人であるように
波動を引き上げる
それもまた、その人の真実の姿
自分自身の思い込みによる自分に、自ら決めつけ成りきり卑下し収まろうとする
あぁ、私たちは無限の力を秘めた偉大なる存在なのに
感情に振り回されて、常識の枠に閉じ込められて、平凡な人間であろうとする
恐ろしいほどの思い込みに縛られて、身動きも取れない心
こんな風に殆どの人間が生きているのなら、この世界は心の牢獄だ
私自身も人として生きているのだから理解している
生まれた時から与えられ続ける価値観
無意識に植えつけられる思考習慣
善悪で判断され結果を評価される社会
身体や環境、時代により制限される物質文明
変わっていかなければ
皆が自由に生きられる世界に
心のままにありのままに無制限に
電話料金だけでなく、全てアンリミテッドな世界に
もっと心を尊重する生き方
お金よりもルールよりも何よりも
自分の心も人の心も同じ大事な心
体や生活を維持するためだけの人生なんて苦しくて息が詰まる
こんな世界に誰がした
嘆いていても始まらない
こんなに美しい星なのに
自分の心に気がついて、本当の自分で生きよう
悪夢から解き放たれて目を覚まして
自分を縛っていたのは、コントロールされた自分の心だと知ってほしい
私が必死に騒いだって届かない人には届かない
教えても無駄なのはよくわかっている
だから、眺めている
愛を放って愛の眼差しで眺めている
ゆっくりと変わっていく世界もある
少しずつでも変わっている
地球は軽くなっている
これでいいのだ