雑文エッセイ「なろうエッセイジャンル国勢調査。2024四半期版」
いや~、ちょっと体調が思わしくなくて一週間ほど投稿できなかったんだけど漸く良くなりだしました。
うん、このご時世だと下手に風邪もひけないよな。そもそもコロナだったとしても治療薬はないから安静にしているしかないはずだし。
でも多分原因は別で私の体はこの時期は毎年やらかすのよ。やだねぇ。因みに原因は『秘密』だっ!だって恥ずかしいからっ!
でも座薬はすげーよく効くから恥ずかしがってはいられないっ!
なろうは皆様からの無償の作品提供で成り立っています。だからどんどん納税してねっ!
以上、みんなの遊び場、なろう王国広報でした。
と言う事でなろう国民足る者納税の義務を怠ってはいけない。因みになろう王国の納税は『金』ではなく『作品』である。別名『貢物』ともいう。
で、王国から四半期の納税結果が届いたのでここに公表しちゃいます。さて、なろうエッセイジャンルの高額納税者は誰なのかっ!
因みに作者名は出さないようにしましたが、投稿数を数えられたら簡単にバレますので恥ずかしいと感じられた方は改名して下さい。
まっ、集計はアカウントNoで行っているので作者名を変えてもバレバレですけどね。
で、なんか最近またエッセイジャンルの投稿数が減ったなぁと感じたのでどのくらい減ったんだろうかと減り具合を調べたんですよ。
で、集計期間は2023年の12月18日から2024年の3月28日18時20分までの103日間。
タイトルに2024と銘打っているのに2023年の年末のデータを取り込んでいるのは、この時期って世間的に色々イベントがあってみんな浮かれて投稿するので投稿数が増えるんです。つまり水増しの為です。
で、この期間中に投稿された作品数は1985作品。但し削除された作品は含まれていません。
そして投稿者の数は572人でした。その内訳は下記のとおりです。
1話のみ384人 67.1%
2話 70人 12.2%
3話 48人 8.4% 10話 4人 0.7%
4話 29人 5.1% 11話 2人 0.3%
5話 15人 2.6% 12話 4人 0.7%
6話 6人 1.0% 13話 2人 0.3%
7話 7人 1.2% 14話 3人 0.5%
8話 4人 0.7% 15話 3人 0.5%
9話 9人 1.6% 16話 3人 0.5%
18話 1人 0.2% 40話 1人 0.2%
20話 1人 0.2% 48話 1人 0.2%
23話 1人 0.2% 49話 1人 0.2%
28話 1人 0.2% 64話 2人 0.3%
32話 1人 0.2% 65話 1人 0.2%
36話 1人 0.2% 74話 1人 0.2%
38話 1人 0.2% 94話 1人 0.2%
そうっ、エッセイジャンルは1話投稿者の絶対安定多数で成り立っていたのだっ!
これが国会だったらどんな法案だって通せちゃうぜっ!
うんっ、これぞ民主主義っ!色々なテーマが百花騒乱だっ!
・・とはならないのが人の業と言いますか、この数字ってある意味意見がばらばらすぎてまとまらない、会議は踊るよウイーン会議みたいなもんです。
なのでみんなが投稿したくなるような『新しい共通のテーマ』が出てきにくい。だってみんな我侭だから。
これぞまさに帯びに短しタスキに長しだ。
なのでこうゆう時は強力なリーダーが必要となる。それが多作投稿者である。
いや~、103日間で94作品投稿ってほぼ毎日じゃんっ!よくそんなにネタが思いつくな?
ただ、この方って200文字投稿者なので多分投稿作品の解読が難しいはず。なのでちょっと『新しい共通のテーマ』という概念とは相性がよくないはずだ。
で、次の74作品投稿者の方はメインテーマが『老後』らしいので、これまたここのメイン読者層である若者たちとは水が合わない気がする。
65作品投稿者の方はテーマは変化がありそこそこのポイントも稼いでいるがブームを巻き起こすようなテーマはまだ投稿されていないようだ。
64作品投稿者の方はおふたりいらっしゃるんだけど、片方は政治批判系なので残念だけどここでは芽は出ないでしょう。と言うかこのテーマが流行ったらそれはもう『なろう』じゃないよな。
もう片方の方は女性の方で、分類すると日常系なので一部の読者層からは安定して読まれているはずなんだけど、この系って私生活の暴露要素があるので読むのは好きだけど投稿するのはなぁと躊躇されてしまう可能性が高い。
とは言ってもそれで大成功を収めたジュニア系小説家の方もいたけどね。はい、私生活があまりにもドラマチック過ぎると心の平穏を保つのが難しいのかも知れません。ピカソも一時期狂っちゃったからね。
因みに38作品を投稿していたのは私です。でも昔のやつは削除しているので実数はもう少し上なはず。そして安定の低空飛行が続いています。
うんっ、まさに空気のような存在ですね。いや~、照れるなぁ。←誰も褒めてない。
で、既にお気付きの方もいるかも知れませんが、実は集計期間中の投稿作品1985作品の内、964作品は10話以上投稿されている作者さんたちのものです。
その比率は48.6%っ!実に半数近くっ!つまりエッセイジャンルって36人の多作作家さんによって投稿規模が維持されています。
もっと言うと10人の作者さんで全投稿数の28.8%が占められています。因みに私も入っていました。いや~、照れるなぁ。←誰も褒めてない。
まっ、これはあくまで投稿数なので昔あったような『ランキング寡占問題』は浮上してこないでしょうけど、もうちょっと2話、3話投稿作者さんが増えてくれると彩りが賑やかになるかも知れません。
で、その為にはやっぱり『新しい共通のテーマ』が必要だと思う。実際、運営がユーザーインターフェイスを変更した直後は、それをテーマにした投稿が相次いだからね。
とは言え、数字欲しさに批判系のエッセイで盛り上がるのはちょっとお行儀が悪い気がする。
いや、批判系ってみなさん結構食いつくので昔は流行ったんだけどね。ポイントも4桁越えた作品なんかもあったし。
でもこの手の手法は次々と新しいターゲットを見つけないと直ぐに飽きられちゃうのが難しい。
と言うか今はみなさんお上品になられたから多分食いついてこないんじゃないかな。それに批判系は追随者が現われないと盛り上がらないのよ。内容に筋も通っていないと単なる暴言になっちゃうし。
だからやっぱり『新しい共通のテーマ』としては『創作論』辺りが無難かも知れない。
ただ無名な素人作者がぶち上げても誰も追随してこないので、ここは是非とも書籍化作家さんたちに書いて貰いたいものだ。後は業界の裏話とかね。
それにこれで人気が出たら仮にハイファン系書籍の売り上げがイマイチでも暴露系ラノベエッセイストとして喰っていけるかも知れないぞっ!
そうっ、ここは『小説家になろうっ!』だからねっ!なのでやっぱり共通のテーマはそっち系じゃなくちゃっ!
あれ?でもそれだと私は書けないの?
あれ?これって自爆案件だったのか?
-お後がよろしいようで。-
今、投稿後に読み返してみたら日別の投稿数の推移を全然扱っていなかったのに気づいた・・。
まっ、ぶっちゃけ大体20作品前後でしたけどね。なので実際にはそれ程減っていませんでした。
うんっ、良かった、よかった!