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森の獣シリーズ

森の獣設定資料

作者: バケツから声

〜設定資料〜



森の主が選んだ人間の命でできた森。

森の主が、役割を持つ獣を生み出し、管理を任せている。

普通の人間は恐れて近づかない。選ばれた人間じゃない人間が迷い込むと、植物になった人間の記憶がフラッシュバックすることがある。



森の主の主軸

森を保つために、WinWinの関係で森になりたい人を探している。

消えてしまいたい、べつのなにかになりたい、人生を投げ出したいなど強い現実逃避的な感情を持つ人にテレパシーで「森になりたいか」と尋ねる。同意を得たら、狼の迎えをよこす。

しかし、大抵みんなテレパシーに同意をする時は夢かなにかだと思っているので、実際狼が来ると抵抗する者が多い。罪人が多いだけで、森が連れてくる人間は全てが罪人ではない。獣たちの中でも気づいているものと気づいていないものがいる。

人間の手記では、罪人が森の植物になると記されている。



森の主

本体は大きな大木。元は人間の罪人だった。

分身体はぷりぷりの赤ちゃんの姿で、いっぱいいる(こだまみたいな)。仕事をする獣たちや人にちょっかいをかけたりするから「じゃま」とか「また湧いてる」って言われるけど、おかまいなし。獣たちにピッタリ寄り添って寝てたり、こっそり獣の傷をなおしたりする。

ぷりぷりの分身体を、主の分身体だと気付いている獣は、フクロウだけ。他の獣には、妖精かなんかだと思われてる。




森の獣

森の主と、見えないへその緒みたいなもので繋がっている為、森から距離を取ると、亡くなってしまう。

役割によって森から離れられる距離や時間の耐性が違う。

森とのへその緒が短く太いほど、森の主の意思がよく聞こえる。逆に細く長いほど森の主の意思が伝わりづらい。

森で過ごしていれば、森が生きている限り、永遠の時を生きる。




双子の狼

罪人を森まで送る役割。オオカミの姿と、人の姿両方の姿を持つ。森の獣で1番の末っ子。

300歳くらい。反対の趣向を持つ為、よく血みどろのガチ喧嘩をしている。



ロア

狼の双子の兄。嗅覚が鋭い。嘘を嗅ぎ分けられる。器用。

逃げ出した"罪人"は、殺して埋める。

人間に近い感性を持っている。人間嫌い。同族嫌悪に近しい感情を人間に持っている。また、同じ双子なのに自身より獣に近い弟に引け目を感じている。

愛情深く面倒見がいい。

【裏設定】森の主が調整ミスでほかの獣より人間性を多く注いで生まれてしまったため、より、森の主が心配して見守り耐性が強い。



ニア

狼の双子の弟。聴覚が鋭い。嘘を聞き分けられる。不器用。

逃げ出した"罪人"は捕獲して(生死バラバラ)、強制的に連れて行く。

人間が好き。兄が人間に近い感性を持っていることを無意識に理解しており、よく観察している。

人間に騙されて両目を取られたが、対して気にしていない。基本動作は嗅覚と聴覚だより。目を無くしてから、仕事に支障は無いが兄に喧嘩で勝てた事がない。




コットン

感性が人間に近いロアを心配した森の主が、寄り添ってくれる存在になったらなぁという考えで森が出した隠しだま。

【建前上】森のものを食べて育ったため、250歳くらい(身体や心は3歳)。250年は森に適応する期間で、ほとんど眠って過ごしていた。

森の主の分身体が愛情をたっぷり注いで、ほとんど無言で子育てした影響で、人懐こいが無口。

【裏設定】

森の主の人間性の塊。長く生きる為に木であることが耐えらないと判断し、分解されたもの。フクロウもその存在の真実を知らない。

森の主が木になった時からずっと隠されていたが、300年前に森がロアの為に引っ張り出してきた。(フクロウがコットンを認識したのはこの辺りから)。




フクロウ

森の記録係。森で一番最初に作られた獣。

森の獣の感覚をジャックすることができる為、森の獣のことは全て筒抜け。

主の意思もよく聞こえる。

無感情。冷めている。愛がないわけではないが、とても感情が薄い。

【裏設定】

人間の頃の森の主の生き写しのような存在。

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