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第七章【あなたは誰?】

「フッフフ~♪」



調理場では、シチュアーノの鼻歌と共に、グツグツと煮え立ったスープのいい香りが食欲をそそる。




「リリー、ガーリックとハーブ出してっちょ」


「はい」


声を聞くに調理場では、リリーも一緒に料理をしている様子である。



それにしても、見た目はとても若いシチュアーノなのだが、いい年したおばさんが『ちょ』などという言葉を使うのはいかがな物かと思うところである。

「お黙り!!」

リリーは突然キッと睨みを利かせ何かに向かって怒りだ……おいおい待てよ俺の声聞こえない筈だろ

勘違いという事にしておこう。ブルブル




「なあ、もじもじなんか覚えてる事とかないのか」



料理が作られる様子をイスに座り頬づえをつきながら見ていたレオンが突然少女に質問した。




すると、少女が不思議そうな顔でレオンを見つめている。



「どうしたんだ?」


そう聞き返しても少女の不思議そうな顔は変わらず、レオンに対し逆に質問をぶつけてきた。



「もじもじって誰のことですか?」


少女は出会った時の記憶さえない為、自分がもじもじと思われていたことでさえ理解できない様子である。



「もじもじは……アンタ、それと……」


そう言うとレオンは言葉を少し切った。



「どうしたんですか?」



そう促されレオンはようやく口を開いた。


「どうゆう気持ちなんだ?今までの記憶が無いって?」


記憶喪失となった少女には少し直球過ぎる質問だが、レオンにとっても分かっていたい大切な気持ちなのである。



「正直私にも分かりません。ただ鏡を見て思うんです。アナタは誰って?」



彼女はそう言った……。


自分の顔が始めてみた人に見える。


周りの人は見ず知らずの他人。


今や自分の名前を知るものさえ存在しない。


そんな世界の中、たった一人何も分からなく生きていかなければならない。


恐らく今放った一言でさえ少女にとっては少ない記憶の大きな思い出となっているのだろう。



すると、少女は、『しまった』という表情をすると、気まずい空気を打ち消そうとするかのように苦笑いを浮かべたがなんとなくどんよりとした雰囲気になった。





久々の投稿です。

今回は、少し暗いですね。

くそ~文章力欲しいです。

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