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last dawn  作者: 水瀬 ハル
1/17

-cherub-

西暦XXXX年ーー



島国「ニンド」






そこには、孤児院、「アレス」があったーーーー


西暦XXXX年ーー



島国「ニンド」






そこには、孤児院、「アレス」があったーーーー







ーーーーーーfirst man.「face」





ーーーー「緊急事態!緊急事態!」ーーー





世界が警報で赤色に変わる。




飛び交う怒声の中、「アレス」第2期編成隊「cherub」の三人ーー



室戸ムロト ソウ、霧島 キリシマ アキ仁科ニシナ サクはアレスの重役達の前にいた。





「…黙ってても分かる事だから言う。この国のトップの5人ーーーーお前達の第1期の先輩、「lucky's」がやられた。つまり、お前達がこの国のトップだ、



三人とは心もとないがーーお前達の戦闘力についてこられたヤツは他にいない。



只今より、「cherub」出動だ。

「サクジン」達をこの町に入れるな。一匹でも多く減らせ。」





「「「はい!!」」」




サクジンーーーー




cherubのリーダー、ソウはこの言葉の意味について考えていた。



「錯乱した人」と書いて、サクジンと読む。




人は本来、狂気と隣合わせになって生きている。





そして時には、発狂して暴走する。



そうした人の成れの果てが、サクジン。





「ーー人が発狂したぐれえで一国を壊滅させる程の力を持つかねぇ。」




「…実際、目の前に居る」




戦闘準備をしていたアキが、最後に刀を背負った。




彼女は刀と相性が良いらしく、いつも刀を背負っていた。いつも冷静沈着で、どこかつかみ所がない。





「んしょ…用意できたよ。行こう!」




どこかあどけなさを残すサクがカバンを肩にかけた。




彼はサポート担当。敵の弱点を解析して後ろから二人に指示を出す。故に、色々な機材が必要だった。





この国最上の科学を詰め込んだアキの刀に自分の腰に下がった銃。サクの機材。



政府から支給された世界最上の防御を詰め込んだ、黒いコート。





「ーーー一番、か。」



ぽつり、と、誰にも聞こえないようにソウは呟く。



『cherub、出動!!』





いつも聞き慣れた重役の声に、目の前のシェルターが開かれた。





サクジンを排除する為にーーーー



「行くぞ!!」

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